特別児童扶養手当とは?支給額は?支払われる月はいつ?

子供で発達障害があり、ある一定の知能指数の場合、児童手当の他に特別児童扶養手当がもらえます。
特別児童扶養手当とは?

特別児童扶養手当とは

知能指数がある一定の数値の場合、発達障害児と認定されます。
発達障害の児童を養育する親に支払われるのが特別児童扶養手当です。
子供がいる家庭には児童手当が支給されますが、それと別に支給されます。
児童手当は児童1人に月1万円です。
特別児童扶養手当は、児童の発達によって等級があり、その等級に応じて支給額がちがいます。
支給額は見直され、減額されたり増額されたりします。
支給金額に変更があった場合は通知がきます。

等級とは

特別児童扶養手当の等級は1級と2級にわかれます。
この等級は、知能指数の数値できまります。
また2級は療育手帳がなくても受け取れます。(特別児童扶養手当2級というのが療育手帳に相当すると考えられます)
1級は知能指数28以下で認定されます。

特別児童扶養手当の支給額

1級は月51000円程度(毎年変更になります)、2級は37000円程度(毎年変更になります)。
これが児童手当と同じ4カ月に1回支給されます。
通帳には「コウセイロウドウショウ」と記載されます。
特別児童扶養手当は県で管理していますが、申請や現状届の提出は市役所で行っています。

特別児童扶養手当の支給月

特別児童扶養手当は、4・8・11月に支給されます。
4カ月に1回なので、8月の次は12月なのですが、11月に支給されます。
児童手当は2・6・10月なので、2カ月に1回手当が入るような形になります。
2級から1級に変更になった場合、IQの診断書をもって市役所で変更届けを出します。
変更届を出して申請がとおった次の月から支給額が変更になります。

まとめ

特別児童扶養手当は、IQで等級がきまります。
IQは発達障害を診てくれる小児科で判断してくれます。
児童によっては、ちゃんと診断できないことがありますが、その児童がどんな状態なのかを診断する人に知ってもらって、特別児童手当が適応されるかどうかを見てもらうのもいいですよ。
IQの診断のときに普段はできるのにそのときになったらできないってこともあります。
親から見た普段の様子も書く用紙もありますので、初めての申請のときは事前に自宅ではどんな感じなのかまとめた紙があったら答えやすいです。
他害、自傷があるかとか、食事の介助やお風呂・トイレの介助など、日常的にどんな介助が必要なのかを聞かれます。
それらを総合的にみて、IQの数値が決まるようです。
低いからなにもできないわけではなく、日常生活にそんなに介助は必要ない児童でも、言葉がしゃべれない(発語が遅い、耳の聞こえがわるいため)とIQは低く診断されます。
特別児童扶養手当の現状届で、特別児童扶養手当が適応しないという判断が下ることもあるようです。
その判断基準は役所が決めているので、なぜ外れてしまうのかがわかりません。
そうなったときは異議申し立てをして、新しく診断書を小児科で作ってもらって提出して再審査してもらうとか方法があると思います。
役所に相談したらいいと思います。