子供が生まれたけど、小さい時にはわからなかったけど、障碍が見つかった。
悲観しないでください。
障碍児は障碍児で、無限の可能性があります。
しかし、健常児を育てるより障碍児の方がお金がかかります。
子供にもお世話をするお母さんにもお金がかかります。
しかし、障碍の程度によっては手当がでます。
障碍児と認定される過程
自分の子供がおかしいな?と思ったら発達相談を受けるか、発達相談を受け付けてくれる小児科でみてもらいます。
そこで発達の状態のテストを受けられます。
発達指数DQで、どの程度知能障害があるのかがわかります。
軽度、中度、重度の3つにわかれます。
療育手帳の発行
療育手帳は、身体に障害がなく、発達に障碍がある場合に発行される手帳です。
これを発行できる発達指数だったら発行してもらったほうがいいです。
療育手帳があるために受けられる福祉サービスがあるからです。
療育手帳の発行は、県から発行されますが、お住まいの市役所で手続きをすることができます。
療育手帳は地域によっては名前が違います。
療育手帳にはBとAがあり、Bは軽度から中度、Aは重度になります。
この種類も地域によって違います。
療育手帳があると
Bは、発達支援として預かり施設を利用することができます。
Aは重度なので、通学や通院に使う軽自動車の税金が免除になったり、高速道路を利用したときに割り引きになるサービスを受けられます。
BよりAの方がサービスが充実しています。
Aだと障碍用の駐車場にとめることのできる紙がもらえます。
期限なしです。
映画館や水族館などは、障碍者料金が利用できますが、県外になると適応されない場合があるので注意してください。
もらえる手当
障碍児を養育するのに支援があります。
児童手当とは別に、特別児童手当というのがあります。
2年に1度、発達指数を判定しなければいけません。
特別児童手当の2級は月3万円くらい。
1級は月5万円くらい。
児童手当のように4カ月に1回振り込まれます。
地域によって違いますが、こちらの地域は、児童手当の2カ月後に特別児童手当がでる感じです。
療育手帳がAになると、特別児童手当も1級になります。
福祉手当というのものもらえますが、医者の診断によってはもらえません。
重度でも耳が聞こえない、しゃべれない程度で、日常生活に支障がない場合は申請してもとおらないことが多いといわれました。
寝たきりの身体障害者や、日常生活にかなり支障のでてる障害者だとでるようです。
福祉手当は月1万円程度だったと思います。
医療は無料
小学生になると自己負担が2割になるところがほとんどですが、重度障害になると全額免除になります。
知的障害でも小児科に月に何度も通院する子もいれば、療育訓練で月に何度も通うことになったりしますので、とてもありがたいですね。
身体障害者になると、必要な装具はただになります。
それも身体障害者手帳がいります。
まとめ
障碍児だとお金がもらえる!!
って望んで障碍児の母親になりたいひとはいません。
生まれた子供がたまたま障碍児だった。
生まれてきた子供になにかあればすぐに母親が責め立てられますが、お母さんはなにもわるくありません。
軽度のADHDやアスペルガーだと、昔クラスに一人はいた、「変わった子」です。
中度でも、注意するいい方を変えるとか、ルールをきめるなどして、子供の目線にたったしつけの仕方に替えたらうまくいたなど、いろいろと方法はあります。
耳がすこししか聞こえなくてしゃべれなくても、日常生活にそれほど支障はないですし、逆に10歳なのに突然「おとうさん」っていうとびっくり!!もう一回ってい~と、健常者ならとうに通り越した制調のよろこびを倍以上味わうことができます。
そして、障碍児は疲れ知らずです。
うまく支援してあげたら、健常者が働くよりっしょうけん命はたらきます。
障害者の方が生産性が上ということもあるかもしれません。
学校への求人は、いろんな業種からきてますし、会社側から「こんな仕事はできないか?」と提案がくるくらいです。
障害者を雇うと手当がつくだけではないように思えます。
ダウン症の子を、「天使だ」なんて思わなくてもいいと思います。
子供にとって健常者も障害者もありません。
イライラ、カっとなってしまうかもしれませんが、行政など支援をうけながら障碍児の療育をしていきましょう。