アロマワックスバーの簡単な作り方 百均で材料がそろう

火を使わないアロマキャンドルとしてTVでも話題になった
アロマワックスバー(アロマワックスサシェ、ボルタニカキャンドルバーなどの名称があり)です。
実は簡単に作れます。
素材はすべて百均でそろいます。

アロマワックスバーとは

アロマキャンドルなんですが、芯がありません。
芯がないので、火をつけません。
ひもが通してあって、壁にひっかけたりクローゼットにかけておくと、キャンドルの中のエッセンシャルオイルが香ってきます。
この香りは半年から1年ほど続きます。
もし香りがなくなっても大丈夫。
バーにエッセンシャルオイルをかけたらいいのです。
アロマワックスバーには、ろうそくだけでなくドライフラワーやプリザーブドフラワーなどでデザインされています。
香りがなくてもインテリアになります。

アロマワックスバーの材料

アロマワックスバーを作るのにいるものは、百均でアロマキャンドル(芯がある)を買ってきます。またはろうそくを買います。
キャンドルを溶かすのに耐熱皿がいります。
お菓子を作るときの耐熱皿があれば十分です。
出来たら紙コップ。
これはシリコン型に入れる前に色をつけたり香りをつけたりするのに、溶かした蝋を入れておくものです。
なければ耐熱皿のままでおこないます。
シリコン型は、丸いものや長方形などがあります。
なければパウンドケーキの型の一番小さいものを使います。(シリコン型です)
意外と百均でアロマワックスバーのシリコン型が売ってありますが、ドーナツのシリコン型などでも代用できます。
ドライフラワーは百均になければ、造花で代用します。
大きなビーズも飾りにできます。
百均の手芸コーナーにいけばいろいろ飾り付けのものがおいてあります。
穴にひもを通しますが、麻のひもです。
リボンでもいいですね。
リボンはつるつるすべるので、結び目をボンドで固めておいたほうがいいです。
麻ひものほうが、ひっかけて飾るのに強度が高いのでよいと思います。
エッセンシャルオイルは、百均でも売ってありますが、ただの香料なので熱で香りが飛んでしまいます。
天然素材のエッセンシャルオイルをつかうのが一番です。
しかし、百均のアロマキャンドルには香りがもうついています。
アロマキャンドルを使う場合は香りはひつようありません。

・耐熱皿
・アロマキャンドルまたはろうそく
・シリコンの型(ドーナツ型でも専用のものでも)
・紙コップ(なくてもいい)
・造花などの飾り付け
・オイル(なくてもいい)

アロマワックスバーの作り方

まず、アロマキャンドルまたはろうそくをわって耐熱皿にいれます。
鍋(またはフライパンで食用といっしょにしない)に水をいれ沸騰させます。
キャンドルの入った耐熱皿を鍋にいれ、湯煎させます。
蝋がとけて、芯がのこりますので、芯を取り出します。
紙コップに溶けた蝋をいれ、オイルをいれます。(これははぶいてもいい)
シリコンの型に融けた蝋を流します。
型の端から固まってきたら(不透明になります)飾り付けをします。
※だんだんと固まってきますので、すばやく飾り付けをしないと間に合いません。
蝋を溶かしている間に、どうやって飾り付けをするか仮配置してみましょう。
飾りを置くのが早いと埋まってしまいます。
置くのが遅いと表面が波打ってしまいます。
もし失敗したと思ったら、固まってからシリコンの型からはずし再度耐熱皿にいれ湯煎します。
ろうそくですから、熱を加えたら溶けます。
なんどでもやり直しができますが、香りが飛んでしまいますので、なるべく失敗のないようにしましょう。
冷蔵庫にいれるとひびがはいることがありますので、30分から1時間くらい室内に置いておくと固まります。
専用のシリコンの型だと、穴があいていますが、代用品の場合は穴がありません。
飾り付けの後に、ストローを穴を開けたい位置にさしておきます。
固まったら型からとりだし、穴にひもをとおします。
端を整えたい場合は、カッターでけずります。
波打ってしまった場合は、エンボスヒーターで部分的に溶かすことができます。

アロマワックスバーの色付けは?

アロマキャンドルだと色がついていますが、蝋燭だと色がついていません。
色をつけたい場合は、蝋を溶かしたあとにクレヨンを削って入れます。
大きく削ると溶けにくいので、細かく削ったほうが色がそまりやすいです。
溶けた蝋を紙コップ2つに半分づつ入れて、それぞれ違う色に染めます。
シリコンの型の両端からそれぞれ同時に2色流し込みます。
こうするとグラデーションのアロマワックスバーができます。
表面が固まりだしたら、同じように飾り付けをするだけです。

まとめ

アロマワックスバーは、見た目綺麗でエッセンシャルオイルの良い香りがするので、いま人気のものです。
しかも簡単につくることができます。
誕生日のプレゼントに、結婚式のお祝いに、母の日のプレゼントに、クリスマスの飾りに、いろいろな贈り方ができます。
飾り付けもひとつでなく、個性がだせますので、自分だけのオリジナルデザインをつくってみるものいいですね。
小学生くらいのこどもでも作れます。
各地でワークショップがありますので、材料をそろえるのはたいへんだけど、一度は作ってみたいとおもったら、ワークショップを探してみたらいいですよ。
百均で、ポプリを買って飾り付けにすると、オイルがなくてもポプリから香るのでいいですよ。