ダイエットっていろいろありますが
短期的に結果がでやすいのと、体の中がリセットされて健康にもよいとされるのが
断食ダイエット(ファステイング)です。
やり方と注意点についてまとめてみました。
目次
断食ダイエットとは
断食ダイエットは、固形物を食べないやり方です。
ファスティングダイエットとも呼ばれます。
栄養はジュースなどの液体でとることになりますので、長期間の断食は推奨しません。
半日だけ、1日だけ、3日間といったように、短期間からはじめてみましょう。
断食ダイエットで飲むもの
断食ダイエットですが、何を飲めてないがのめないのかわからないですよね。
食事をどんなものに置き換えるのか調べてみました。
酵素ドリンク
食べることを酵素ドリンクに置き換える場合があります。
この場合、おなかがすいたら酵素ドリンクを飲むか、野菜ジュース・豆乳・スープ・味噌汁の上澄みなら飲んでも大丈夫です。
ヨーグルト
ヨーグルトを使ったダイエットは2日間かけておこなわれます。
1日目の3色をヨーグルト150gと豆乳もしくは野菜ジュース200~400mlをとります。
2日目は朝昼のみです。
おなかにたまりやすいヨーグルトで空腹感が感じられないそうです。
ヨーグルト?といえば明治のR-1。
お店でも数多く置いています。
ちょっとお高めですが、乳酸菌をとりこむ目的で飲むのもいいのでは?
専用ジュース
ハリウッド48時間ダイエットという、オレンジとパイナップルのジュースを水で割って溶かすものがあります。
ちょっとすっぱめのジュースを1日4回、400mlを4時間かけて飲みます。
そのほかに1.5lの水を1日で飲みます。
それを2日間続けます。
最初飲みだして頭痛がします。
低血糖を起こすからだそうなので、これを飲むときは外出しないで家族のだれかに見てもらいながら飲んだほうがいいですね。
低血糖をおこすと倒れることがあります。
飲んではいけないもの
カフェインが入ったものは飲まないほうがよいですね。
コーヒーや紅茶などは控えましょう。
カフェインレスのコーヒーもありますから、そちらに置き換えて飲んでみてはどうでしょうか。
断食ダイエットのやり方
断食ですから、いきなり食事を断ったり、終わったからといってがっつり食べるのはよくありません。
準備期 → 断食期 → 回復期の3つをセットにして考えていきましょう。
準備期で、断食をする1~3日前から食事を胃腸に負担がかからないおかゆやうどんなど、消化のよいものにかえます。
また腹8分目でやめておきましょう。
断食期が終わったら次は回復期。
いきなり脂っこいものを食べると胃腸がびっくりしてしまいます。
スープやおかゆなどの負担がかからないものをとりつつ、時間をかけて通常の食事にもどしていきます。
この回復期をしっかり考えて行わないと、リバウンドしてしまうので注意が必要です。
わたしはお腹を切る手術を2度経験していて、2回目は結腸を切除したので、断食じゃなく絶飲食を合計2~3週間したことがあります。
なにも飲まず食わずでした。
しかし点滴で、高濃度のアミノ酸を血液中にずっといれられていたので体重はほとんど変わらなかったですね。
そのときも、絶飲食が終わったら、お粥の汁と味噌汁の上澄みから始まり、3分かゆ、5分かゆ、7分かゆと1週間以上かけて通常の食事にもどしました。
断食ダイエットのメリット
断食を行うことで、胃腸が休みます。
その間に体の中のエネルギーを使ったり、消化器を休めることでデトックスが行われます。
体調改善にもよいとされています。
断食ダイエットのデメリット
回復期に食事を気をつけないと、すぐにリバウンドしてしまいます。
これは、断食によって体が飢餓状態となり、栄養を蓄えようとするためです。
断食して最初に落ちるのは筋肉といわれているので、回復期に十分食事に注意する、回復期以降に運動をして筋肉をつける、ということをすればリバウンドはしないようです。
まとめ
断食ダイエットはほかのダイエットよりも注意が必要ですが、結果はでやすいと思います。
断食中は仕事はせずに家でゆっくりしておいたほうがよいです。
食べないことで低血糖をおこしやすいので、頭がボーっとしたり、空腹感でイライラしたり、断食することで集中力が低下します。
また、健康でない人は断食ダイエットに向きません。
妊娠中や授乳中、病気で薬を飲んでいる人、慢性疲労の人、精神的に疲れている人、生理中などは断食ダイエットはしないでください。
お金はかかりますが、病院で入院しながら断食ダイエットを行うこともできるそうです。
医者に管理してもらいながら断食するのは一番安心できます。
半日のプチダイエットは、忙しくて1食抜いてしまうという人は自然と行っているダイエットですね。
まずは半日から初めてみてはどうでしょうか。