いまや全国店舗数1・2位を争うもみほぐしのお店りらくるです。
りらくるで働いてみたいなって思っている人は、現場で働いていたセラピストの裏話を聞いてみたいですか?
目次
りらくるのセラピストは個人事業主
これはみなさん知っていると思いますが、りらくるのセラピストは個人事業主です。
りらくると契約して店舗を借りているという状態です。
パートやアルバイト、正社員ではありません。
なので、出勤途中で事故にあっても、施術中につまづいてころんでけがをしても、お客様から何かをされて怪我をしても、りらくるはなんの保障もしません。
労災の対象ではありません。
そもそも個人事業主なので労災なんてありません。
時給ではないので、入店しても一人もお客を施術しなかったとなればその日の報酬は0円です。
開店前の準備や閉店の雑用で、付随業務をすればお金がすこしはもらえます。
繁盛店でなければ収入は時給よりすくないこともあります。
たとえば大雪の日に出勤しても、お客がこなかったとしたらその日は0円収入です。
あえていうなら、交通費分マイナスです。
自宅から店舗までの交通費の補償はありません。自腹です。
りらくるの店舗内の管理はスタッフ
りらくるには店長がいません。
本来管理すべき本部がほとんど管理をしないため、スタッフ同士のもめごとは多いですし、本部が間に入ってくれることはありません。
もしトラブルになって「店長をだせ!」という客が必ず出てきます。
店長なんて存在しません。
というかひとりひとりが「店長」です。
トラブルは自分で解決するのです。
誰も助けてくれません。
それが仮に他のスタッフが電話予約を間違えて受けていたとしても、対応した貴方がお客に謝らなければなりません。
自分が悪いわけではないのに・・・。
耐えられます?
1カ月30日労働もありえる
りらくるは雇用ではないので、1日8時間以上の労働は可能です。
週6日働いているスタッフが多いです。
入店している日にちや時間が多いと指名も入りやすいです。
週1で1日3時間という働き方も可能ですが、時間帯によってはまったくお客がこなかったり、指名が入らなかったりします。
オープンからラストまでいる人もいました。
中間で中抜けして休憩していますが、朝から深夜までいるのですから、疲れは相当たまるでしょう。
稼ぎたくて体力のある人は挑戦してみます?
ただ稼ぎたい人には最適な働き場
リラクゼーションについて勉強したいとか、もっと技術を磨きたいという人には向かない店舗かもしれません。
技術面で言えば、経験を積めば力の入れ方や指が痛くない押し方などがわかってくるので向上するでしょう。
店舗内を盛り上げようとリーダーシップを発揮したいなら、店舗を選ばないといけません。
店舗によってはスタッフみんなで一丸となってお客によろこんでもらおうとしているところもあります。
しかし店舗によっては、仕切っているスタッフがいてそのスタッフの意見に合わない人ははぶられるとか、自分の有利になるような予約の入れ方をするとか(ここれへんはりらくるだけではないですがね)、いっつもトラブル起こしてみんなに注意されているにまったく改善しないスタッフがいるとか
店舗毎で内ルールがあるとか。
めんどくさいスタッフがいると働きにくいですが、ただお金を稼ぎたいだけの人は繁盛店にいくとウハウハでしょうね。
時給のバイトするより給料が良いです。
指名ランキングに名前がのっていても
指名ランキングに名前がのっているからとても上手なのだろう。
それヤバいです。
1位2位は文句なしに上手です。
しかし予約がなかなかとれません。
3位以下で指名料が最低指名料(200円)より上なら期待していいと思います。
しかし最低指名料のままならただスタッフが少ないだけか、たまたま先月指名がおおかったかです。
スタッフが少ないと指名数1でもランキングに名前がのることがあります。
あとただただお客が指名しないかです。
地域によっては指名をしてこないところもあります。
逆にちょっと良いなと思ったら次から指名してくる客がおおい地域もあります。
こればかりは実際にいってみないとわかりません。
指名数のカウントは1回の施術で数えるので、90分の施術が多い指名客をもつより45分の施術が多い指名客をもつほうが指名数が多くなります。
90分施術と45分施術では1日に施術できる人数がぜんぜん違ってきますので。
1位2位のスタッフになると、1日に指名客だけ施術でおわるというスケジュールです。
それだと、急な休みがとれないので(前日夜には予約でいっぱいになります。)女性スタッフは子供の具合で急に休みになるときは大変です。
だいたいの指名客は常連さんが多いので事情を説明するとこころよくキャンセル⇒別の日の予約に変更になります。
りらくるってどうなの?
りらくるって安売りのマッサージ店ってイメージあると思います。
60分3000円ちょいだし。
もともとこの業界って10分1000円が相場だったのに、その半額で提供してしまったのですから、批判のあらしでしょう。
国家資格をもったマッサージ師が知恵袋でディスったコメントを書いてるのをみました。
国家資格のない無資格で人の体をさわっているのだから、それも破格の料金でやっちゃったから自分たちに客がこなくなったじゃないかと。
わかるわかる~。
マッサージを治療としてされたいなら、マッサージ院に行くべきです。
整形外科でぎっくり腰と言われたけど湿布と痛みどめだけもらって治療できなかったからと、りらくるに来られた客もいました。
そういう人は整骨院やマッサージ院にいってほしいですね。
りらくるでは治療できませんよ。
そう、りらくるはただもまれてほぐされて、「気持ちがいい」癒される店舗なのです。
りらくるにきたこんな客
あ、あと妊婦さんもりらくるで施術はできません。
スタッフの中には妊婦整体出身の人がいて、受付けちゃった過去がある店舗だと、「前の人はやってくれたのに」とぼやかれます。
妊婦さんは申し訳ないですが出産後まで我慢してください。
またそれこそ妊婦専門整骨院や整体院にいったほうがいいと思います。
入院中に外出してりらくるにきたという客もいましたよ。
それも整形外科に入院ですって。
本人に「治療目的ではない」ということを確認してもらって、それでももみほぐしを受けたいという希望のもとおこないました。
まぁ、満足されて帰って行かれましたが、付き添いの娘さんには「次に来るときは退院してから来てね」と伝えておきました。
80歳から90歳くらいの杖をついたおじいちゃんおばあちゃんも来店されたことがあります。
おむつしているからくさくて、おわったあとはベットに敷いているタオルから枕のシーツまで全部洗います。
このくらい歳をとっていると、ベッドから起き上がるのに介助しなければいけないこともあります。
そういうお年寄りがいきなり来なくなるとさびしい気持ちになったりします。
会社の社長。金持ちなので毎日来店。
もみなれているので上手なスタッフでないと満足しない。
自分のお店感覚なので、わがままし放題。
がりがりのやせ形なのに超強押し希望。
「わたしはお客様」という態度なので施術中もあれこれ注文が多い。
面倒な客。
店舗注意リストとして名前を載せてもらった。
二度と来るなといいたい。
店舗内にいっぱい置いているベッド、実は
りらくるって、店舗内いっぱいにベッドを置いてますね。
都会で繁盛店の場合はないですが、田舎の客がすくない店舗だと稼働率が2割です。
オープン以降使ったことのないベッドがあります。
そういうベッドは、予備のタオルや足元におく枕(店舗のスタッフが自作しています)を置く場所と化しています。
スタッフルームの出入り口付近のベットが物置になっていませんか?
あと、空いたベッドでスタッフ同士がもみあっていたりします。
お互いの技術向上のため?いやただ疲れてもんで欲しいだけのこともあります。(無料でもんでもらっている。お菓子をわたして御礼。)
スタッフ同士がなかいいとそういうこともあります。
ベッドがたくさんあって使ってる感じじゃないのに、「いまいっぱいです」って断られた。
「こんなにベッドあるのに?(12台)」というお客の問いに
「スタッフが2人しかいませんので(同時間MAX4人)」
と苦笑いしながら答え
「あっ(察し)」とばかりに苦笑いし合うしかない。
ちなみにベッドの数と位置はスタッフで勝手に減らしたり動かしたりしてはいけない。
消防法にひっかかるらしい。
また、スタッフが店舗内に寝泊まりすることも消防法の理由でしてはいけないそうだ。
(店舗内に寝泊まりするスタッフいたことあって、朝一のスタッフが超ビビったという話を聞いた。その間のセキュリティはどうしたんだ??)
まとめ
りらくるは全国に600店舗あります。
全国店舗数ナンバーワンです。
働きたいと思ったらあっちこっちに店舗がありますので働きやすいと思います。
ちなみに、面接時に希望した店舗に入ったあと、臨時で車で2~3時間の店舗に配属になった新人さんがいました。
本部の人間のいうとおりにしていると、とんでもない場所の店舗にいかされることになりますので注意してください。
電車で1時間の距離だと、都会の人ならなんとも思わない距離と電車賃かもしれませんが、田舎だと車以外交通手段がなく、スタッフの都合ではなく本部の都合で遠くにいかされるのに交通費は一切でません。
「入店した先で稼いでください」と言われるのがオチです。
オープンしたばかりの店舗にヘルプでいって来客がすくなくえらいめにあった。
という話もあります。
(もちろんいっぱい稼げるとおもったら、元々の店舗にいたほうが稼げたということです)