6月1日から、就職を目指す大学生への採用面接が解禁になります。
しかし、面接での学生へのセクハラ被害が問題になってきています。
学生は、「もし嫌な態度をとったら採用されないのでは?」と不安になり、いいなりになってしまうこともあります。
また、そのため相手の面接官も気がつかないことも多いのです。
大学生の就活解禁
6月1日から、就職を目指す大学生への採用面接が解禁になりました。
これからリクルートスーツを身にまとった学生がたくさんふえることでしょう。
しかし、近年面接のときに受けた就活セクハラが、「これはセクハラでは?」と疑問に思った学生さんが少しづつ声をあげていって問題になってきています。
就活セクハラはどんなもの?
セクハラといってもいまはいろいろなことがあります。
就活でのセクハラはどんなものなのでしょうか?
容姿に対する就活セクハラ
女性では容姿に対する就活セクハラがあります。
スカートの丈が短い、化粧が濃いなどです。
それで、「女性であることを武器にしている」と直接言われた学生もいるそうです。
化粧が濃い、濃くないという判断は、時代によって違いますし、バブル時代より現在の方がナチュラルメイクだと思います。
また、女性のスリーサイズや体型について聞いてくる面接官もいるそうです。
とくに学生ですから、面接官が容姿のことで苦言を言うと、自分がだめな人間と思われている、と自己否定が強くなり、相手にも他の人にも相談できないものです。
彼氏の有無や恋愛関係を聞かれる
交際関係を聞かれる面接官がいるそうです。
それは、結婚して辞めてしまうと思う古い考えの人間が面接官だからです。
たしかに一昔前の女性は、結婚したら仕事を辞めて家庭にはいりました。
しかし、今は結婚しても共働きがおおいです。
会社側も、女性が結婚しても妊娠しても働きやすい環境を作らなければなりません。
なのに面接の時点で、「結婚したら辞めるのでは」という考えの面接官なら、その会社自体「女性は結婚したら働けない環境」と思った方がいいです。
ろくなことにならないので、見極めてさっさと辞退しましょう。
性的行為を強要される
面接官であることをいいことに、女性の学生に対して性的行為を強要することもあるそうです。
性的行為でなくても、肩を触ったり腕をさわったりのボディタッチ、それも面接中の密室で。
そんなことをするのはとても悪質ですので、もし強要されたら逃げてください。
性的行為に応じないと採用しない、ということは絶対にありえませんし、そんなことに応じたらあなたが一生傷つくだけです。
もしそんなことを言ってきたら、すぐに逃げて助けを求めてください。
そういう面接官を雇っている会社自体腐っています。
もし就活セクハラされたら
就活の面接は、密室で行われることが多く、なにをされたのか当事者しかわからないことがおおいので、外部にもれることがすくないです。
もし、「これって就活セクハラ?」と思ったら言動であったらスマホのアプリ機能をつかって録音したり、ボイスレコーダーを忍ばせておいたり、記録をとりましょう。
言動は録音しておくと、相手が「言っていない」といってきても証拠としてのこります。
行動でされた場合は、できたら録画するものがあればいいのですが、一番いいのはその場から逃げるです。
セクハラをする社員を雇っている会社で働きたいですか?
それも面接官が学生相手にセクハラ。
セクハラは訴えることができます。
そういう人間を放置している会社にも問題があります。
そんな会社に採用されたらなにが起こるかわかりません。
さっさと逃げてしまいましょう。
まとめ
セクハラというか、いじめというか、軽いものは学生だけでなく中途採用でもパート採用でも、面接のときにあります。
しかし、面接されている身からは、なんとか採用されたくて何を言われても我慢してしまいます。
なので言われっぱなしになってしまい、何時も間にか言動が過激になったり、そういうひどい言動をしても平気な子だと思われて、採用後に大変な目にあうこともあります。
就活セクハラを受けたら我慢せずに学校の先生に伝えるか、母親や友人に相談しましょう。
セクハラは証拠があれば訴えたら勝ちます。
また、性的行為を求められたらすぐにその場から逃げましょう。
自分の身を守るために言いなりにならないでくださいね。
あなたに合う会社は必ず見つかります。
これがだめなら後がないと思って無理をして行為に応じることがないようにしてください。