クレジットカードは、いまお金がないけど後で支払える、というときに便利ですし、使うとポイントがつきます。
しかし、ついつい使いすぎて、請求書を見てびっくり!!
これは支払いが難しい!どうしたらいいか?
となることもあります。
目次
支払い日に支払いができないと
引き落とし日に引き落とせないとどうなるかというと、再度引き落としの日を知らせるハガキがきます。
それまでにお金を用意しておきます。
それでも引き落としできないときは、クレジットカード会社から電話がかかってきます。
これを、払えないからと無視してはいけません。
もし無視し続けていたら、裁判所から通知がきます。
クレジットカード会社が訴えを起こすからです。
そうなったら出頭し、裁判に行かないと強制執行され財産が差し押さえられます。
お金がなくて支払いができないのであれば、ちゃんとクレジットカード会社に説明しておかないと、給料が入る銀行口座を差し押さえられてしまったら、生活ができなくなってしまいます。
支払いができないときはどうすればいいのか
支払い期日前に相談しても、お金を用意してくださいと言われるだけですが、期日が来てしまって支払いの請求書が着た状態で相談すればなんとか相談に乗ってくれます。
支払い期日前では、なんとか他で借り入れをしてでもお金を用意できるからです。
しかし、期日が過ぎてしまったら、クレジットカード会社もなんとかお金を回収したいですから、分割でも応じてくれます。
もちろんそれでも支払えないとなれば、残念ながら弁護士を通して自己破産や任意整理など考えなくてはいけません。
一括の支払いが分割になると
実際に月の返済額が支払えないことがありました。
クレジットカード会社から電話があって、すべて一括で支払うのが難しいと伝えると、分割でもいいから(カードは以後使えなくなりますが)支払いをしてくださいという返答がきました。
クレジットカード会社は、請求額が決定する前にリボ払いしませんか?と案内がきます。
それができないと一括で支払うことになります。
そのリボ払いにする期日もありますので、気が付いたら請求額が決まっていたということもあります。
リボ払いで月の返済額が小さくなるのならその方法も考えた方がいいでしょう。
任意整理や自己破産
どうしても支払いができない場合や、いろんなところから借り入れをしてしまって、借りては返してを繰り返してしまっている人は、任意整理や自己破産をするのがいいと思います。
自己破産は弁済が免除になるかわりに、ブラックリストにのるので新たな借り入れはできません。
自己破産して8年たった人が、自動車ローンを組むのに大変苦労したそうです。
自己破産をしたら、戸籍にのるという話がありますが、まったく嘘です。
載るのは信用情報にブラックとなるので、クレジットカードやローンを組む時に断られるだけです。
ただ、職業によっては自己破産の手続き中は就けない職があります。
でも、病気になって働くことができないなど、無収入の場合で支払えないほどの借金があれば、自己破産を提案されます。
資産は差し押さえられますが、借金の返済が全額免除になるので、新しい人生を歩むためには自己破産という手も選ぶべきです。
任意整理とは、Aというクレジットカードの支払いはこのまま続けたいが、Bという消費者金融の支払いとCという消費者金融の支払いが大きいので小さくしたいなど、こちらが選んで弁護士を代理人として整理することができます。
住宅ローンや車のローンをのけて任意整理することができます。
住宅や自動車は、整理をすると回収されることになりますので、なるべくなら払い続けたいですね。
任意整理をすると、その整理した会社の支払いの将来の利息がカットされます。
なので、リボ払いで毎月の支払いの半分近く利息をとられていたのが、毎月の支払いがすべて元金の支払いになります。
それを3~5年で完了しなければなりません。
それ以上の支払いは認められませんから、毎月支払うことのできる金額を把握しておいて、それが3~5年で支払いが完了できるかどうか考えないといけません。
弁護士に依頼すれば交渉から支払いまですべて代理でおこなってくれるので、こちらは毎月お金を用意できたらいいのです。
いま、支払い請求がクレジットカード会社や消費者金融会社からされていて、電話が毎日なっている状態なら、すぐに弁護士に相談し代理人になってもらうと、すぐにとまります。
精神的にも落ち着きますので、支払いができなくなったら法テラスや無料の弁護士相談にいってみてはどうでしょうか。
まとめ
支払いができなくなってクレジットカード会社や消費者金融から電話がかかってくると、怖くてでられない人も多いです。
しかし、昔のように何が何でも支払えということは今の時代ありません。
最近では一般の人も知識があり、自己破産が昔の人がいうほど難しいものではなくなっています。
弁護士さんには無料相談できる法テラスがありますし、市でも相談所をもうけています。
なので、クレジットカード会社や消費者金融もなるべく自己破産をさせなくてお金を回収したいのです。
ただ、自分で交渉すると不利な条件で(利息がある状態で)返済を求められますから、弁護士や司法書士に通して交渉する方が楽ですし、将来の利息がなくなります。
また過払い金があれば請求することができます。
任意整理は家族やほかの人にばれずにすすめることができるので、浪費癖がある人は任意整理をして新たに借り入れできないようにするのもいいですね。
借り入れができるから借りてしまって、支払えなくなってしまう状態ができてしまいますから。