国会で行われる証人喚問。
証人喚問される前に証人は書類にサインをしないといけません。
サインをしたら、そこから先は虚偽の証言をしてはいけない。
虚偽の証言をしたら処罰されます。
しかし、そのサインが手が震えてかけなかったらうか。どうなるのでしょうか。
目次
証人喚問とは
まず先に証人喚問とはなんなのでしょうか。
よく国会で誰を証人喚問するか話し合っていますね。
証人喚問は議案審査や調査にあたり議会の委員会などが議員の国政調査権に基づき、事実確認のために当事者や関係者などに出頭を求めて行う喚問のことです。
証人喚問では出頭は強制です。
また宣誓も行うので、虚偽の証言があったときには処罰されます。
国家外でも証人喚問は実施されます。
病院での臨床喚問や音声だけの証人喚問も過去には行われています。
その証人喚問の前に宣誓書にサインを行います。
宣誓書にサインするのに手が震える
証人喚問に呼ばれて出頭したら、宣誓書にサインをします。
このサインをすることで証言に偽りがないことを宣誓します。
なので、やましいこがある証人は、宣誓書にサインをするのに躊躇して手が震えてしまいます。
過去にはダグラス・グラマン事件の証人喚問で、海部八郎の手が震えてなかなかサインができなかったことがあります。
字が読めなくても「サインをした」とみなして証人喚問が行われました。
サインに手が震えないのは、自分が罰を与えられることは一切していないと自信を持っている人は、平気でうそをついても平気な人か、ですね。
「記憶にございません」「拒否します」
「記憶にございません」は流行語にもなります。
ロッキード事件で国際興業社主の小佐野賢治氏が言った言葉です。
また「拒否します」はKSD事件で喚問された元自民党参院議員会長の村上正邦氏や耐震強度偽装事件のマンション販売会社の小嶋進社長が言いました。
記憶にないでなくて聞いていないとなると虚偽であると言われる可能性が高いので、あえて「記憶にない」としたのではと思います。
証人喚問で証言の拒否をしたときに「刑事訴追のおそれがありますので証言を拒否します。」と繰り返しました。
印鑑ではなくサイン
日本人はサインの後に印鑑を押し、いろんな書類に印鑑を押します。
実印は役所に登録をします。
本人確認のために印鑑を重視します。
しかし外国ではサインすることで本人確認を認められます。
外国人が日本に在住すると、印鑑を作らないと銀行口座がつくれないと言っていました。
証人喚問ではサインですね。
サインの場合は、本人が書いたかどうかが重要になってきます。
同意書のサインはサインの字が読めなくても、本人がか書いたものと認めらえたらOKなのです。
なので、証人喚問の宣誓書にたとえちゃんと読める字で名前をかけなくても、本人がサインしたものとみなすことができます。
みんなの目の前でサインしているのだから。
まとめ
これからどうなるのか、処罰に該当したらどうなるのか、不安がいっぱいでの証人喚問ではサインするのに手が震えることでしょう。
証人喚問では真実を証言しないといけませんから、虚偽の証言をしたら処罰されます。
また証人喚問はTVで放映されますから、よっぽど自分が悪くないという自信がなければ緊張で手が震えることはないと思います。
しかし追及されたらボロがでる、やましいことをしている人はサインする手が震えて文字が書けないことでしょう。
まだまだ証人喚問の話題はつきませんね。