保育園の入園申し込みは毎年11月から始まります。
「#保育園落ちた」でにぎわうツイッターですが、認可保育園への不承認通知に「よかった」と思うお母さん方もいるそうです。
目次
認可保育園と認可外保育園
保育園には2種類あります。
認可保育園とは、児童福祉法に基づく児童福祉施設で、国が定めた認可基準を満たしてつ道府県知事に認められた保育園のことです。
認可外保育園は、基準を満たしていない場合や満たしていてもなんらかの理由で国からの認可が降りていない保育園のことです。
保育料の違いは?
認可保育園は、世帯の収入によって決められています。
前年度のおさめた所得税で決まっています。
市のホームページに保育料のリストが見ることができますので、チェックしておきましょう。
ちなみに全自治体で同じ金額ではありません。
自治体によって同じ所得税を納めていても保育料がまったく違います。
認可外保育園は、すべて民間での運営ですので、保育園によって保育料が違います。
また、国や自治体から助成を受けている認可外保育園は、保育料が安めに設定されていることがあります。
保育園に入園できる条件
保育園に入園できるのは、もちろん両親が働いてその時間は子供の保育ができない、というのが第一条件です。
しかし、家族の介護や働いていない親が病気で働けないし子供の保育も難しい場合も条件にあてはまります。
具体的には以下のようになります。
・日中に家庭の内、または外で仕事をしている。
・就労時間が日中4時間以上(日中ならいつでもいいわけでなく、午前から午後にかけて4時間以上という条件のところもあります)
・就労時間が日曜日祝日除く月15日以上である。
↑ここまで就労の条件
・出産前後(産休と同じだったとおもいます。)
・病気やけがなどで子供の保育がむずかしい。
・病気や障害などのある家族の介護をしている。
・介護の日数は月に15日以上1日4時間以上である。
↑医師の診断書がいります。医師の診断で「子供を保育できる状態ではない」旨を書いてもらえば大丈夫です。
・求職中である。
↑求職中であることをしめす書類が必要です。
家庭にはさまざまは理由で、子供を日中みれない人もいます。
そんな家庭の味方は保育園です。
ここに挙げた条件は自治体によって違いますので、市のホームページで確認してください。
保育園への入園申し込み方法
認可保育園は、市で管理していますので市役所に行って話をします。
11月に申し込みができるので、それまでに直接保育園に連絡して見学をすることができます。
けいこの市は、直接保育園に予約をすることができました。
どうもシステム的に、市役所に申込書を出して希望の保育園の名前をかくんですが、予約した保育園で名前を把握していて予約した人は確保しているみたいです。
つまり市役所は申込書をだすところ、どこの保育園に決めるのかは保育園側で決められるということですね。
ありがたいことに兄弟そろっていいところに入れました。
認可保育園に落ちて良かった
「#保育園落ちた」でツイッター投稿が増える時期ですが、条件の良い認可保育園に落ちて「よかった」と思うお母さんがいるということです。
それはなぜかというと、認可だと条件がきついということです。
認可保育園から入園許可がでたら、4月から週5日で働かないといけません。
入園当初は週3日で慣らしていって、最終的に週5日に、ということはできません。
入園前の申し込みのときに、勤務先や事業証明書を提出しないといけません。
その事業証明書にかかれてある就労時間、日数で働かないといけませんので、乳児の場合は慣らし保育がないときついですね。
まとめ
保育園にいれるのは苦労します。
お住まいの市役所に相談されても、「枠がいっぱいです」と断られることが多いです。
しかし、保育園に直接言えば入れることもあります。
認可保育園では融通がききませんが、認可外保育園は保育料が高いですが融通がききます。
どちらがいいかは、家庭内で相談の上きめられてください。