電車での出産が話題になりました。
陣痛が始まったら出産はとめられません。
しかし臨月をすぎたから陣痛がくるとは限りませんし、早産で臨月より早く陣痛がきてしまうこともあります。
世界ではこんな驚きの場所で出産がされていました。
学校の先生が教室で出産
イギリス東部の小学校で先生をしている女性が、登校時間前の誰もいない教室で破水。
そのまま出産。
救急車が到着する前でした。
飛行機の中で出産
飛行機に乗っていた女性が突然破水。
同じ飛行機に乗っていた看護師が立会いそのまま出産。
産声が上がった機内では、拍手喝采で誕生をよろこびました。
臨月付近では飛行機に乗って移動するのは危ないですね。
病院の駐車場で出産
陣痛を感じて自動車で病院に自力で行った妊婦さん。
しかし病院の駐車場内で破水。
そのまま出産になりました。
場所が病院内ということで、すぐに処置がうけられました。
お店のトイレで出産
勤務中に腹痛を感じてトイレに駆け込んだ女性。
出てきたときには赤ちゃんが!!
なんと女性も妊娠していたことに気がついていなかったということです。
回りもびっくりですが女性もびっくり。
家のトイレで出産
学生が妊娠してしまい、両親に相談できずに家のトイレで出産してしまったというのは、日本でもあります。
またそうでもなく、ごく普通の夫婦でも、陣痛に気がつかず腹痛とおもってトイレに入ったら、あれよあれよというまに出産になってしまったということがあります。
陣痛と腹痛の区別がつかないというのはよくあります。
けいこの母親は超安産なため、二人目だったけいこの妊娠中にトイレに入ったまましばらくでてこなかったため父がトイレに確認しにいったところ、母は陣痛が初めっていました。
あやうくトイレで出産されるところでした。
病院以外の場所での出産で多いのがトイレではないのでしょうか?
病院外での出産は危険?
出産は病院でするもの、とみなさん思っているでしょうが、昔の人は家で出産していました。
家といっても出産時は特別な部屋を用意されて、産気づいたらそこでずっとすごしました。
出産は出血をともないますから、「穢れ」で男性は立ち入り禁止でした。
出産に立ち会うのは近所や親戚の出産を経験した女性と、いまでいう助産師にあたる産婆さんでした。
出産に医者はいらなかったのですね。
では現在どうして医者が立ち会うのかというと、出産がうまくいかない状態のときや母親や赤ちゃんが悪い状態のときに、医療行為をするためです。
もし、赤ちゃんの旋回異常があればすぐに帝王切開しないといけません。
出血の量が多かったら輸血をする必要があります。
現在では医療行為も行われているので、赤ちゃんの生存率が高くなりました。
昔は赤ちゃんの生存率はいまより低かったですし、赤ちゃんが育って幼児になるまでに病気になって死亡してしまう確率も高かったのです。
現在のように病院で出産することで、出産時の生存率は高くなりました。
ただ、政府は100%にしろという話だそうです。
出産に伴う危険
現在では、「出産は病気でない」といわれているので、妊婦さんの扱いに問題があります。
しかし、病気でないから軽んじていいわけではありません。
おなかの大きな妊婦さんに衝撃を与えたら、子宮破裂をおこしたり陣痛がおきたりします。
また出産時にものすごい力でいきむので、出産後の体力消耗はものすごいです。
それがわからず、産後すぐに家事や仕事をしてしまうと、最悪命を落とすことになります。
「産後の肥立ちが悪い」という言葉は、出産後に無理をしたために死亡したり、病気がちになってしまうことをいいます。
産後1ヶ月は赤ちゃんの世話以外は横になることをおすすめいたします。
まとめ
女性にしか体験できない出産。
じつは陣痛~出産を男性がしたら死んでしまうといわれています。
病院以外のとんでもない場所で出産された女性たち。
出産が難産でなかった、帝王切開が必要なものではなかった、医療行為が必要な出産ではなかったことがとても運のよかったことだと思います。
けいこは突然大量出血しましたので、救急車が到着が遅れていたらいまこうしてこの世に存在していません。
また、病院についていたとしても、けいのこ状態が病院側につたわっていなかったなら、受け入れを断られていたかもしれません。
突然陣痛を感じたなら、すぐにまわりに助けを求めて、救急車の手配をしてもらったり、母子手帳をわたして妊娠経過情報を救急隊の人、医療関係者がそばにいたらわたしてください。
妊婦さんの場合は、妊娠経過情報がわからないと受け入れない産科病院もあります。
「妊娠は病気ではない」というのは、病気以上に大変なことだということです。