毎年冬になると流行るのがインフルエンザです。
A、B、新型とありますが、なにが流行するかは予測不可能です。
もしインフルエンザに罹ってしまったら、学校なら何日出席停止なのか、会社員なら何日休まないといけないのか心配です。
インフルエンザの症状
インフルエンザは普通の風邪とちがうとことは、高熱と関節痛が現れることです。
発熱は38℃以上の熱が突然でることがあります。
風邪は、一般的な風邪の症状、咳、のどの痛み、頭痛、鼻水が先にでてきます。
インフルエンザは、感染力が強いです。
飛沫感染と接触感染の2種類のルートがありますので、手洗い、うがいをしておけば感染率は下がります。
インフルエンザの潜伏期間
インフルエンザはウイルスです。
インフルエンザウイルスがのどや鼻の粘膜に感染し、1~3日の潜伏期間で症状をおこします。
この潜伏期間でもウイルスを体外に排出していますから、高熱が出て発症に気づいても、周囲にウイルスをまき散らしていることになります。
インフルエンザ流行期間は、自分が感染源とならないようにマスクは着用しましょう。
インフルエンザ予防接種を受けても感染する
10月になるとインフルエンザ予防接種が始まります。
インフルエンザ予防接種を受けたら感染しないのでしょうか。
結論からすると、感染はします。
しかし感染しても予防接種の効果で発症を抑えることができます。
また発症しても症状が軽くすみます。
予防接種を受けたからといって、無防備なのはよくありませんね。
インフルエンザに罹ったらいつまで休む?
学校保健安全法で、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」とあります。
インフルエンザの症状がいつから出たか、また解熱がいつかをはっきりしておけば計算ができます。
インフルエンザの流行る時期に、体温をはかったりして体調管理しましょう。
いつから出席、出勤可能かはかかりつけの医者に判断してもらうのが一番です。
自己判断はさけましょう。
インフルエンザが治った後のすごしかた
医者から出席・出勤可能と診断された。
だからといって安心はできません。
まだインフルエンザウイルスを体外に排出しているかもしれません。
咳がまだ残っているならマスクは着用すべきだし、手洗いうがいはしなければいけません。
自分が感染源とならないように人込みもなるべくさけましょう。
インフルエンザは毎年かかることもある
おたふくや水疱瘡は一度かかると二度と罹りません。
しかしインフルエンザは一度A型になったとしても、次の年にもA型にかかることがあります。
とくにA型は小さい変異を繰り返します。
なので毎年流行を繰り返すのです。
まとめ
インフルエンザに罹ったときの出席・出勤停止は、「発症後5日経過かつ解熱2日後」です。
病院で受診すれば、医者からいつまでは休んでください、と指示があります。
自己判断せずに医者の指示にしたがって出席・出勤しましょう。