避妊に失敗したらモーニングアフターピル

避妊に失敗してしまった!!
もしかして避妊に失敗したかも??
子供を望んでいないで行為をしてしまったとき、ちゃんと避妊をしていたけど失敗に気がついたとき。
モーニングアフターピルというのがあります。

行為から72時間以内に

行為をしてから72時間以内であれば、妊娠を回避することができます。
確立は100%ではないですが、まったく何もしないよりはましです。
産婦人科で処方されますので、必要な人はすぐに受診してください。
72時間以内に服用しないとモーニングアフターピルの効果がありません。

緊急避妊方法は2種類

現在産婦人科で行っている緊急避妊方法には2種類あります。
どちらも薬を使う方法ですが、ヤッペ法とノルレボ錠があります。
・ヤッペ法
72時間以内に50μgのエリニルエストラジオールと0.5mgのノルゲストレルを含有する中用量ピルを2錠とさらに12時間後に2錠服用します。
服用する薬は72時間に2錠、12時間後に1錠、さらに12時間後にもう1錠飲みます。
飲み忘れがあると効果はなくなりますので、注意がいりいます。

・ノルレボ錠
2011年から使用されている方法ですが、こちらも72時間以内に服用しないといけません。
妊娠に似た状態にして、排卵を抑制することで避妊効果が得られます。
1回服用するだけですし、副作用も少ないです。

モーニングアフターピルの費用

モーニングアフターピルは保険が効きませんので自己負担になります。
病院によって費用が違いますので、一度産婦人科に連絡してみてください。
ヤッペ法は処方される錠剤が多いですが、比較的安いです。
4000円~8000円ほどで入手することができます。
ただし避妊の確立は60~70%です。

それに比べてノルレボ錠は高額で12000円~16000円ほどします。
しかしヤッペ法に比べて高い避妊効果があります。
しかし副作用が少ないのが特徴です。

どちらを選ぶかはお金と相談して決めてもいいと思います。

モーニングアフターピルの副作用

モーニングアフターピルを飲むと、副作用があります。
吐き気、気分が悪いなどあります。
これは通常のピルでもある副作用なので、我慢するしかないですね。
モーニングアフターピルを服用して1週間以内に生理がきます。
吐き気がひどいようならモーニングアフターピルを処方してもらった産婦人科にいって、吐き気どめなどの薬を処方してもらうとよいでしょう。

モーニングアフターピルを処方する病院

どの産婦人科でもモーニングアフターピルを処方してもらえるとは限りません。
また、日曜日なら受診できない場合もありますし、もし受診できても休日診療で加算されます。
処方されても、病院によって費用が違いますので、受診する前に電話で「緊急避妊ピル」の値段を聞くと教えてもらえます。
また、ヤッペ法とノルレボ錠どちらを使うかの選択もできます。
受診したときに選択もできます。
どちらにするかは医者にしっかり説明を聞いたうえで選択したください。

モーニングアフターピルに頼らないように

モーニングアフターピルは緊急避妊ピルですので、常用するのはおすすめしません。
自分で避妊対策ができないようなら、ピルを飲むことをおすすめします。
年齢が若い人、たばこをすわない人で、避妊したい人はピルがおすすめです。
しかし、年齢が40代以上の人でたばこを吸う人はピルを飲むと血栓リスクが高まりますので、逆に飲まないほうがいいです。
そこは医者と相談してみてください。
40代以上でもたばこをすわない、いままで血栓のできていない人はピルを飲んでも大丈夫です。
しかし、ピルを飲む前にしっかり検査をしておきましょう。

避妊に失敗してしまった!妊娠を望んでいない人は、緊急避妊薬「モーニングアフターピル」を頭にいれておきましょう。