膀胱炎になったら病院で何科にかかればいいの?

突然膀胱炎になってしまって、排尿痛がひどくて病院にいきたいけど、何科にかかったらいいのかわからないという方へ。
排尿痛はとてもいたいです。
痛み止めもなかなか効きません。
膀胱炎になってしまったときの対処法とともに紹介いたします。

膀胱炎は排尿痛から

膀胱炎になった、ならないは排尿痛でわかります。
朝起きたら膀胱や尿道がヒリヒリ痛くなります。
膀胱や尿道の粘膜が細菌によって炎症をおこしてしまって、炎症をおこした粘膜同士が当たりヒリヒリします。
この排尿痛は排尿した後もですが、尿がたまってきても痛みがあります。
ひどいときはずっと痛みがあります。
痛み止めがなかなか効かないときがあります。

膀胱炎にはなぜなるのか

膀胱炎ですが、おしっこの出入り口から大腸菌などが進入してきて膀胱内で繁殖し炎症を起こした状態です。
女性におおいといわれています。
ストレスや寝不足の人はなりやすいです。
ストレスや寝不足で体の免疫力が低くなっているからです。
また、女性の場合は、トイレの跡に後ろから前にふき取ると膀胱に大腸菌が進入しやすくなります。
後は尿を我慢してもなります。

膀胱炎になってしまったら

スポーツドリンクなどの水分をたくさんとりながら、排尿をします。
膀胱内に細菌が繁殖していますから、尿意を感じたらすぐにトイレで排尿をしてください。
我慢しては逆効果です。
どんどんスポーツドリンクを飲んで、じゃんじゃん排尿しましょう。
そして、病院で抗生物質を処方してもらい飲みます。
これで1週間ほどで細菌が膀胱内からいなくなります。
また、発熱してきたら要注意です。
膀胱内の細菌が腎臓にたっし、腎盂腎炎をおこすことがあります。
腎盂腎炎になると高熱がでます。
その場合は入院治療が必要なときがあります。
腎盂腎炎にならないように、体調に気をつけながら膀胱内の細菌をおいだしましょう。

膀胱炎になったら病院の何科にいく?

膀胱炎になってしまった。
では何科にいけばいいのかわからない?
初めて膀胱炎で病院にいくときはわからないものです。
答えは「泌尿器科」です。
泌尿器科は男性がいくイメージがありますが、腎臓の疾患も泌尿器科でみます。
膀胱炎でといえば、尿検査をされます。
尿検査があるからと尿を我慢しないでくださいね。
その尿のにごりや検査結果から膀胱炎かどうか確認をします。
顕微鏡検査をすると、膀胱の粘膜がはがれていたり、細菌が動いていたり、みせてもらえますがその様子がすごく興味深いです。(けいこだけ?)
抗生物質を飲み終えたときにも尿検査をうけますが、正常な尿を見ると膀胱炎になっているときの尿と比べてぜんぜん違います。
また病院によっては、尿の中にあるはがれた膀胱の粘膜を検査にだし、がんがどうかの検査をしてくれる場合があります。
それで膀胱炎か膀胱がんかを診断するようです。
どんな病院がいいか、ちゃんと粘膜まで検査をしてくれるところがいいですね。
ひどいところは、効かない抗生物質をずっとだして、再発を繰りかえすことになります。

膀胱炎をくりかえして直らない

膀胱炎をおこして、適切な抗生物質を飲まないと膀胱炎をくりかえすことになります。
けいこの場合は6ヶ月で9回も膀胱炎を繰り返しました。
おなじ病院から同じ抗生物質をもらっていました。
別の有名な泌尿器科にいくと、尿内の細菌からどの抗生物質に耐性があるかしらべてもらいました。
前の病院でもらっているのは耐性がある抗生物質でした。
大腸菌が進入していましたが、意外と抗生物質に耐性があってびっくりしました。
抗生物質を飲んでも膀胱炎を繰り返す場合は、病院を変えてみましょう。
処方される抗生物質があわないのかもしれません。

まとめ

膀胱炎は女性に多いです。
なぜかというと、尿道から膀胱までの距離が男性より短いからです。
細菌が進入しやすいのです。
そういうからだの構造から、女性のほうが尿をがまんしてしまうそうです。
男性のほうは我慢できないようです。
普段から尿意を感じたらすぐにいきましょう。
またストレスをためると免疫力が低くなりますから、寝不足にならないようにしましょう。