けいこの体験談です。
早期結腸がんで手術したあとに、胃腸の動きをよくするお薬2種類をずっと処方されていたので飲んでいました。
ちょうど下の子が1歳と小さいので、体のだるさと不眠で産後うつかも?と個人病院の心療内科にいったところ・・・。
目次
薬剤性肝炎ってさ
個人病院の心療内科で、心療内科では珍しく初診に血液検査をするのです。
1週間後に検査結果を聞きにきてねといわれて、カウンセリングをうけて、精神疾患あるねということで薬をもらい、その日は帰りました。
その後、検査結果を聞いたら、「早めに消化器科にいってください」といわれてしまいました。
いやな予感がしながら、結腸がんの手術をしたのが大きな病院だったのでその内科にいきました。
すると・・・
血液検査で肝臓の値がおもいっきり悪いからすぐに入院してください!!!
いつ入院できる???
でした。
血液検査の結果とは
血液検査で肝臓の値がありますが、その値が以下のようでした。
・ALT(GPT) 800(基準値30以下)
・AST(GOT) 600(基準値30以下)
・γーGTP 100(基準値50以下)
うわ~~
となったわけですが、γーGTPがお酒を飲んでなくて高いのはやばいそうです。
お酒を飲んでいたらある程度基準値の最高値近くはあるそうです。
血液検査をしたときは、この3つの値はチェックしておきましょう。
薬剤性肝炎になるとどんな症状なの?
で、肝炎というわけなのですが、すぐに薬剤性ということはわからずに、ただの肝炎だと思われていました。
症状は肝炎と同じです。
体がだるい、くらいですね。
CT検査で胆管がつまりかけているということはいわれましたが、だからといって体に痛みがあるわけでなく、ただただ体がだるかったです。
薬剤性肝炎と診断されたのは
血液から肝炎の型を調べる検査をしたそうですが、A型からずっと調べても該当するものがなく、入院してからはすべての薬を飲むのをいっさい禁止されたので、それから血液検査での肝臓の値が下がってきていたということから、薬剤性であろうと診断がつきました。
なかなか、薬剤性であるという診断がつきませんでした。
肝炎の血液検査以外の検査方法
肝炎の型がわからないので、最終的には以下のような検査をすると宣言されました。
・細い針を肋骨の間に通して肝臓まで刺して、肝臓の細胞を取る
えええ~~~~~~!!!!
しかも麻酔なしですよ。
たしかに、入院中に向かいのベッドのおばあちゃんがその検査をしたそうで、検査後1日は絶対安静でした。
いやいや!ムリ!!
と思ったら、薬剤性で確定ということでこの検査はされませんでした。
よかったよかった。
結局何日入院したのか
入院前に聞いたのですが、入院日数は
最低でも1ヶ月
でした。
ほへぇぇぇぇぇ~~~~
長い!長い!
その間、何をしていたかというと、最初はひたすら寝て、薬剤性と確定してからは、脂肪肝になるからと動け動けといわれて病棟内をうろうろ歩く羽目になりました。
入院当初はお風呂もだめって話だったのに、薬剤性とわかってからは手のひらを返したように運動しろと・・・。
病院って面白いですね。
で、入院生活は?
毎日胆汁の流れがよくなる注射と点滴1時間でした。
これがまた、注射は大きい注射器で液体も量が多いですから気分がわるくなるし、点滴は留置ができなくて漏れてしまってとってもいたい思いをしました。
看護師さんからの提案で、毎回針をさすようにしました。
同じところを何度もさしていると血管が硬くなるので、最初の4回は右で、次は左で・・・を繰り返しました。
点滴をすませば後は自由です。
薬剤性肝炎になった後の注意は
お薬手帳は常に持参し、医者から処方される薬以外は飲まない。
市販薬には手をださないようにしました。
市販薬は添加物が多いので、副作用が怖いです。
とにかく薬で副作用を起こさないようにするのが注意すべき点ですね。
新しい病院にいくたびに、お薬手帳の最初の部分にかいてある「副作用の起こした薬」の一覧を見せるようにしています。
薬をのんで数分でおこるからだの変化に要注意です。