多目的トイレってどんなトイレなのか、ただ洋式のトイレがおいてある広いトイレというわけではありません。
もう一度復習してみましょう。
目次
車椅子使用者
車いすを使う人が使いやすいように広いスペースです。
便座の周りに体重をかけても丈夫な手すりがあります。
家のトイレのような手すりではなく、便座周りに大きく設置してあります。
車いすから便座にすわれるようになっています。
オストメイト(人工肛門等保有者)
オストメイトの人は、体につけたパウチに排せつ物がたまります。
それを流すための流し台が設置してあります。
普通のトイレではパウチの中を掃除できません。
便座より高い位置に流し台が設置してあり、立っていても使いやすいようになっています。
子供連れ
乳幼児を座らせる椅子があります。
小さい子供をかかえる親が安心して排泄をすることができます。
またおむつ台が設置してあり、男子トイレにおむつ台が設置していない場合は多目的トイレを使うことで、お父さんが赤ちゃんのおむつがえをすることができます。
ユニバーサルシート
乳児からお年寄りまで使用できるように設計してあります。
乳児のおむつ替えや着替えだけでなく、お年寄りのお着換え用のシートが設置してあります。
お年寄りで介助が必要な方に、便利につかえるようになっています。
多目的トイレで必要ない人が使う
多目的トイレなのに、必要な人が必要でない人が使用しているために待たされたという経験が約90%以上の人が経験しています。
子連れの方は普通のトイレでも乳幼児用の椅子があることがあります。
女子トイレならおむつ台が設置してあることが多いです。
また、学生が着替え目的で多目的トイレを使っていることもあります。
多目的トイレで、トイレの用途でない目的で使っている場合もあります。
このような使用方法で、車いすの使用者がトイレを我慢しなければいけない状態になっています。
オストメイトも、多目的トイレにある流し台でしかパウチを洗浄することができません。
必要な方がいつでもすぐに使えるように、普通のトイレが使える人も多目的トイレは使わないようにしましょう。

まとめ
トイレを使いたくて並んでいると、多目的トイレがあいているから使いたくなります。
多目的トイレが空いていて、どうしても我慢できないというときは仕方がないと思います。
わたしは過敏性腸症候群なので、便意をもよおすと並んで待っていられません。
それでも多目的トイレを使ったことはないですが。
健康なうちはなるべく多目的トイレをつかわないように心がけたいと思います。