家にある古着をフリマアプリで出品したいが、中古品を売るのは古物商許可はいるの?
たまにニュースで他のお店で安く買ったものをフリマアプリで高く売ることで稼ぐ、という人がいます。
まねてやってみようと思っている人はこちらの記事を読んでみましょう。
古物商許可とは
新品ではなく中古品を売り買いするのには、古物商許可がいります。
古物商許可をとらずに転売目的で中古品を買って、フリマアプリで売ると逮捕されます。
個人であってもです。
自分が自分で使う目的で購入したものを中古品としてフリマアプリで売るのは大丈夫です。
だけど最初からフリマアプリで売る目的で買って出品するのは古物商許可がいります。
フリマアプリの取引数で許可がいるの?
このアカウント、すっごい出品数で取引もたくさんあるけど、プロフィールに古物商許可の番号書いてない。
なんで??
となりますが、自分がもともとコレクション用に買っていたものを大量に出品しているのかもしれません。
自分が使う目的で買ったものをフリマアプリで出品するのは、古物商許可はいりません。
なら、ブランド物が安かったので買ってみた。
さっそくフリマアプリで売ってみよう。
これはアウトです。
古物商許可がいります。
だって、勝った時点で売る気でしたよね?
ただ、ここの線引きがフリマアプリの運営会社も難しいところです。
大量の出品で、大量の取引があっても、個人利用なのかもしれない。
少量でも営利目的なのかもしれない。
取引数で判断することはできません。
なので営利目的でも見逃されていることがあります。
営利目的を思われる行為
判断基準として、月に100点以上の出品数があると疑われます。
個人の持ち物でもそんなにありませんよね。
継続的に大量の商品を出品するのは営利目的と思われます。
売上金が付き100万円以上あるばあいも営利目的と思われます。
ただ、ひとつのものが高額な場合は該当しません。
自動車とか、絵画とか、骨とう品やピアノなどは1つが高額です。
常識で考えると自動車も月3台も出品していたら営利目的と疑いますね。
昨年の合計売上が1000万円以上の場合は、どんな言い訳をしても営利目的ですね。
よっぽどのことがない限り個人で1000万円の商品をもっていることなんてありません。
家でも売った??
各フリマアプリの規約をよく読んで出品すること
これからフリマアプリで出品しようと思う人は、使いたいフリマアプリの規約をよく読みましょう。
出品時の禁止事項や、出品できないものなど書かれてあります。
これに違反するとアカウント停止になります。
特にメルカリはすぐアカウント停止になります。
最近特に厳しくなってきたようです。
一度アカウント停止になると、一人1アカウントなのでもうアカウントを取得することができません。
別のフリマアプリを利用するしかありません。
おすすめのフリマアプリ
家にあるいらないものを出品してみましょう。
で、どこのアプリを使えばいいの?
おすすめはメルカリが一番大手です。
取引も数が大きいです。
次にヤフオク、yahooから新しくでたpaypayフリマ(ヤフオクで出品するとpaypayフリマに出品情報が連携されます。)、ラクマ(旧フリマ)、モバオク(月額料がかかります。)くらいですね。
他のアプリになると知名度が低いので取引が少ないと思います。
ヤフオクにも定額で出品するフリマタイプがありますが、paypayフリマができたのでヤフオクで出品してpaypayフリマに反映させるのがいいかもしれません。
いえることはどっこも業者がいるってことです。
メルカリなんかは個人でしか出品できませんが、業者はわんさかいます。
出品物も海外製品(中国製)です。

まとめ
フリマアプリで中古品を買ってきて売るのは古物商許可がいります。
これは1個でも古物商許可がいります。
もしもブックオフで古本をかってフリマアプリに出品している、という人はいますぐ古物商許可をとりましょう。
いまはよくでもそのうちばれて逮捕されてしまいますよ。
古物商許可は個人でもとれます。
くわしくは警察署へ。
(古物商の管轄は警察署です)