いま話題のアビガンですが、新型コロナの治療薬として注目を集めています。
しかし薬ですから効果があっても副作用があります。
かならずしも服用した全員が回復するわけではありません。
今回はのこアビガンの副作用について紹介していきます。
アビガンとは何の治療薬?
そもそもアビガンとはなんの治療薬なのでしょうか。
アビガンは新型インフルエンザの治療薬として開発されました。
新型インフルエンザを発症して、ほかの抗インフルエンザウイルス薬が効かなかったり効果が薄いと感じたときにアビガンを使います。
細菌性感染症には効果がありません。
また小児等に対する投与は行っていないので、どういう効果があわられるかのデータがありません。
アビガンの副作用
アビガンの重篤な副作用として、動物実験でアビガンを投与した初期妊娠の致死と奇形が確認できたことから、妊娠している人、または妊娠の可能性がある人への投与は禁忌となっています。
女性だけでなく、男性でも精子に成分が移行するため、妊娠を希望しているパートナーがいる男性にも投与は禁忌です。
男性に投与する場合には、投与期間中や投与期間終了1週間は性交渉を行わないよう指導をする。
投与するなら、もう子供を残す必要のない年齢層へ積極的にするべきなのかもしれません。
アビガンの服用
アビガンは医師の診断のもの処方されます。
成人には1日目1回1600mgを1日2回、2日目から5日目は600mgを1日2回経口投与します。
総投与期間は5日間です。
アビガン投与の注意
慎重に投与が必要な場合は、痛風や痛風の既往歴がある人。
高尿酸決勝のある感化です。
インフルエンザ羅患したときに服用した場合は、異常行動を起こした例が報告されています。
もしインフルエンザでアビガンの投与を受けた場合は、投与期間は誰かに見てもらいましょう。
まとめ
薬だと万能に見えますが、効果がある一方副作用もあります。
深刻な副作用になると死亡にいたることもあります。
医師の説明をよく聞いて、いいことばかりでなく副作用面もよくきいて、納得して投与をうけましょう。
薬の副作用の経験として、半年ほど治療のため飲み続けていたなんでもない薬から薬剤性肝炎をおこし、1か月間の入院治療になりました。
血液検査の結果、肝臓の値がとんでもない数値になっていました。
からだに異変を感じたら処方した医師に連絡し、診察をうけましょう。