辞任と解任と退任の違い

ニュースで「辞任」しました、とか「解任」しましたとかでますが、その違いってなんなのでしょうか。
サラリーマンには「辞表」を提出することで退職の意をしめしたことになります。
社長のように役員になると、サラリーマンとは違うので言い方も違ってきます。

辞任の意味

辞任は、任務や職務を自分から辞めることです。
大臣とか市長とか、あとは会社役員や社長などが辞めるときに「辞任」といういいかたをします。
自らが辞めるときに使います。

解任の意味

解任はその任務と解くことです。
自ら辞めるのではなく、まわりから辞めさせられるということです。
会社の役員なら、株主総会で解任が決定した、とか。
会社員でいうところの、クビというものですね。

退任の意味

退任は、任期満了になって辞めることをいいます。
あまり退任という言葉は目にしません。
それは、任期満了とともに辞めるので、辞任という表現を使う事が多いからです。

まとめ

簡単に、辞任、解任、退任について書きました。
会社員をしているとあまり自分には関係のない言葉です。
政治家ではよく目にします。
市長や町長などは、解任を求めるリコールもあります。
(あまり耳にしたことがないと思いますが、市民がその市長に不満をもち声をあげてリコール。ということが昔ありました。)
大臣が辞任していますが、自ら辞めているというのがわかると思います。