クレジットカードを使いすぎて負債がたまってしまった。
毎月の返済もできなくなってしまった。
広告で返済額が減らせるって書いてあったから試したい。
弁護士に頼んだら返済の催促がとまるから頼みたい。
目次
クレジットカードの返済ができなくなると
もし、銀行口座にいれてある額がその月の返済額に満たなかった場合、クレジットカード会社側が口座から引き落とせなくなります。
引き落としの前日にはちゃんと残高があるかどうか確かめる必要があります。
最悪、当日の15時までに入金しておくと引き落とされる場合もありますが、たいてい午前中に引き落としの処理をするので、前日までには用意しましょう。
しかし、なんらかの事情で引き落とし日までにお金が用意できないことがあります。
その場合、事前にクレジットカード会社に連絡すると
「なんとかしてお金を用意してください。
と言われます。
引き落としができなければ、引き落とし日の数日後に電話がかかってきます。
しらない電話番号からかかってくるので、無視してしまうことも多いのですが、電話番号で調べるとどこからかかってきたかわかるので、もしクレジットカード会社だった場合はすぐに折り返しかけなおしてください。
引き落とし日に引き落とせなくて次の返済方法は
引き落とし日に引き落とせなかった場合、2種類の方法で返済を求めてきます。
一番多いのが振り込みはがきがきます。
コンビニで振り込みができるのでとても便利です。
しかし、金額が大きいとちょっと怖い気がして、コンビニでは処理をしたことがありません。
その場合は、はがきに書いてある振り込み先に銀行のATMから振り込みます。
振り込み手数料は自己負担になってしまいますが、大きなお金を持ち歩かないので安心できます。
ATMから直接振り込むと、翌日営業日には相手先に振り込まれます。
コンビニだと数日遅れて振り込み確認されるので、時間がかかってしまう場合があります。
もう一つは、再度引き落とし日を知らせてきます。
この場合は、いつもの引き落とし口座にお金をいれておくだけです。
一番楽な方法かもしれません。
どの方法になるかはクレジットカード会社によって違います。
だいたいがはがきによる振り込みです。
もし期日までに用意できなかった場合
もし、クレジットカード会社の指定する日までお金が用意できなかった場合。
2週間くらいなら待ってもらえます。
もし○日にはかならず振り込めるという日が決まっているのなら、事前にクレジットカード会社の方に連絡をしれてみましょう。
27日の引き落としで引き落とせなかった。
しかし翌月8日に臨時収入が入るのでそれで振り込みができる。
という場合は、8日にお金が入ってきてそれで振り込みができる旨を伝えましょう。
必ず待ってくれますし、待ってもらったのなら伝えた日に必ず振り込みましょう。
あいまいなことをいったら信用に欠けますので、真実を伝えるとむこうも安心します。
こうして、クレジットカード会社に連絡をすると、信用情報に延滞の記載をされなくて済みます。
もし、何も連絡しなくてずっと電話を無視していると、信用情報に事故の記載をされてしまい以後ローンを組み時の障害になります。
任意整理するとどうなるか
まったくお金が用意できないときは、弁護士や司法書士が行う任意整理という手があります。
これは自己破産と違って裁判所を通さないので、家族や働き先に知らせず行うことができます。
ただ任意整理をすることは、信用情報に傷をつけることになります。
いま持っているカードはすべて使えなくなります。
(任意整理後、しばらくは使えますがそのうち強制解約の手続きがとられます。)
その後、返済している間は信用情報がブラックのため、新たなローンは組めません。
任意整理は悪いことではなく、良い面があります。
弁護士や司法書士に頼んだ時点で(依頼書が事務所に到着して)すぐに各会社に通知をだすので、返済の催促の電話がなくなります。
それだけでも精神的に辛い思いをしないですみます。
その後、弁護士や司法書士が相手側と話をし、毎月どのくらい返済するかをきめます。
総額は利息を完全にのけるわけではないので、100万借りていたら100万ちょっと返すことになります。
だとしても、最長5年で全額返済を約束しているので、もしカードローンでももっていて返済しては枠が空いたら借りることを繰り返している人なら、以後借りることができなくなるので、全額借金をなくすということはできます。
自転車操業していては、いつかこけますかrあ。
借金癖がある人は、親や友人に借りるより任意整理でけじめをつけた方がいいです。
毎月の返済額は、8万円が3万円に減るくらい変ります。
ただししっかり5年間延滞なく返済していかなければなりません。
任意整理でお金が払えなくなると、自己破産しかなくなります。
任意整理から自己破産に変わる人は、すくなからずいるとのことです。
任意整理すると新たなローンは組めない
任意整理は信用情報がブラックになります。
ブラックになったからといって、普段の生活にかわりはありません。
クレジットカードは使えなくなりますが、自分の名義であって、もし配偶者の家族カードを持っているならそれは使えます。
自分名義のクレジットカードはすべてもてなくなります。
任意整理するようなことがあったのなら、これを気にクレジットカードからデビットカードに以降しましょう。
デビットカードなら借金にならず、事前に口座に残金がないと使えません。
またペイペイなどのスマホ決済も、先にチャージしておかないと使えません。
クレジットカードがないのだから、現金か銀行口座からしかチャージできません。
借金をすることがないのです。
デビットカードもその銀行の口座を作るとき、ブラックかどうかは関係ありません。
その銀行のクレジットカードで任意整理してしまったとしても、銀行口座は作れますしデビットカードは作れます。
ただし他のクレジットカードは作れません。
また、ローンも組めません。
任意整理するときは、5年以上ローンが組めないと認識してから、整理しましょう。
まとめ
SNSで、借金が減らせると広告があります。
利息を考えたらトータルの返済額は任意整理をすると減ります。
リボ払いにしていると、利息ばかり払っていて元金が減っていない現象があります。
そうして返済額がたまっていく一方になってしまうと危ないです。
払えなくなる前に、支出の見直しをするとか、節約をするとか、副業をするとか、ちょっと考えたほうがいいと思います。
実際任意整理をすると、これ以上借金ができないから、いまある現金で何とかしなければという危機感が生まれます。
それまでは、このカード今月1万円枠があくからおろして使おう、という危機感がまったくない生活になってしまっていました。
払ってはおろして、払ってはおろしての自転車操業に慣れてしまっていました。
それが、払うだけになるのですが、金額は今までの半分以下です。
それも本格的な支払いの前に事務手数料のしはらいで半年間同じ額を支払ってきました。
生活リズムを本格的に支払いが始まる前につかめる、というのがよかったです。
5年という長い返済ですが、それまでの事を思えばいつ思わるかわからない返済の仕方でしたので、楽ではあります。
終わりが見えていますから。
任意整理をするのは、もう一切借金をしない生活にするという覚悟の上おこなってください。