がんの手術の後にリンパ浮腫になる人は
子宮がんの手術をした女性に多いです。
がんを取り除くときに、まわりのリンパも一緒に取り除きます。
がんが転移しないためなんですが、そのせいでリンパ浮腫で悩む女性が多いのです。
目次
リンパ浮腫になると
子宮がん手術後のリンパ浮腫は、足に症状がでます。
鼠径部リンパ節から下のリンパの流れがわるくなり、足が浮腫んできます。
その浮腫は歩けなくなるほど。
片足だけが以上にはれあがります。
足のリンパの流れが悪くなり、鼠径部リンパ節に流れていかないからです。
リンパ浮腫になっての治療
リンパ浮腫になったからと手術をした医者に伝えますが、中にはがんがなくなったからそれぐらいいいじゃないかという医者もいます。
外科的にはがんがなくなり、転移や再発しなければいいのです。
ひどくなると歩けないくらいつらいリンパ浮腫。
リンパ浮腫外来がある病院で診てもらうのがいいです。
リンパマッサージを受けられることもあります。
お店で受けるリンパマッサージは資格のない人がやってますが、専門の資格をもった人がリンパマッサージをするので安心です。
リンパマッサージの他に、足を圧迫させて老廃物を足に貯めないようにする方法もあります。
手術の前にストッキングをはきますね。
あれと同じようなものです。
リンパ浮腫で大きくなった足にはストッキングは入らないので、巻きつけて圧迫する方法をとるようです。
自己責任で自分ではやらないほうがいいです。
リンパ浮腫を防ぐためには
足がパンパンにはれて歩くのがつらくなるリンパ浮腫ですが、そうなる前に予防したいですね。
足の付け根にそけい部リンパ節というのがあります。
足の先からそけい部リンパ節へのリンパの流れが悪くなっているので、足の付け根のそけい部リンパ節をさすってリンパの流れを促します。
また、足を高くして横になると、足から体へと重力流れがでます。
足だけでなく腕もむくみます。
そのときも、横になったときにまくらなどで腕を高くしておくと含みの予防になります。
まとめ
がんがみつかって、せっかく手術でがんをとったとしても、その後のむくみまでは補償されません。
とくに子宮がんの手術の場合は足の浮腫になりやすくなります。
もしなってしまったときは、リンパ浮腫外来のような専門家で診てもらいましょう。
まだ外見的になっていないなら、予防のために足の付け根をさすったり、横になったときに足を体より高くしたりしましょう。