車を運転しながらスマホの操作や通話をすると道路交通法違反で罰金になるのはみな知っていると思います。
しかし、赤信号で停止しているときのスマホの操作はどうなのでしょうか。
運転中に電話がかかってきたら、路肩に車を停めて電話にでる人も多いと思います。
その場合は違反にはなりません。
しかし、赤信号のときはどうなるのでしょうか。
目次
停止している場合を除き
実は道路交通法には以下のように書かれてあります。
自動車又は原動機付自転車(以下この号において「自動車等」という。)を運転する場合においては、当該自動車等が停止しているときを除き、携帯電話用装置、自動車電話用装置その他の無線通話装置(その全部又は一部を手で保持しなければ送信及び受信のいずれをも行うことができないものに限る。)を通話(傷病者の救護又は公共の安全の維持のため当該自動車等の走行中に緊急やむを得ずに行うものを除く。第百二十条第一項第十一号において同じ。)のために使用し、又は当該自動車等に取り付けられ若しくは持ち込まれた画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと。
これでいうと、赤信号では停止していないといけないので、携帯電話などの操作をしてもいいということになります。
赤信号の場合の停止は
しかし、電話がかかってきてしばらく携帯の操作をしてしまうときは路肩に止めて完全に停止状態にするのがいいです。
というのも、赤信号で止まっている状態を維持するのは非常に短時間です。
自動車がすこしでも動けば「停止状態」でなくなるため、携帯をもっていたら操作しているとみなされます。
青信号になったからといって、いつまでも停止して通話しているわけにはいきません。
通行の邪魔をしてしまいます。
ということから、もしかしたら警察官によっては赤信号で停止して携帯で通話している人に注意をすることもあるかもしれません。
電話がかかってきたら路肩に止める
自動車を運転中に電話がかかってきたら、あわてず路肩に止めるか、止められない場合はコンビニなどの駐車場にとめさせてもらってから携帯の操作をするのが一番安全で正しいやりかたです。
メール程度なら、赤信号で停止中に見るのもいいのでしょうが、返信に夢中になって青信号に気がつかずクラクションを鳴らされてしまった、ということもあります。
というか、通勤途中でも青信号に気がつかずにクラクションを鳴らされる車が多くいます。
車の運転中は携帯はかばんの中にいれてしまう。
携帯は一切見ない。
ドライブモードにする。
を意識しましょう。
まとめ
赤信号で止まっているときにスマホの操作をしている人たくさんいます。
ずっと下を向いているから青信号になっても気がつかない人も多いです。
パトカーがそばにいるからスマホ操作をしない、隠れて操作すればいいだろうと思わずに、車の運転中は車のことに集中しましょう。
もし、停止中でも大丈夫と思っても、解釈の違いが人によって違うと裁判では停止中でもだめとされてしまいます。
スマホ操作するのは、安全なところに車を止めてからにしましょう。