起きたら首が痛い。
もしかして寝違えた?なんてことがあります。
これがずっと続くようでしたが、頸椎に問題があります。
寝違えとは
寝違えは、寝ている時の体制から首の筋肉に負担がかかってしまい、首を動かすと痛みがでてきます。
なので、痛みが治るまで安静にする必要があります。
頚椎症性神経根症
寝違えではなく、頸椎症神経根症という病気もあります。
首の痛みだけでなく、肩甲骨の内側の痛みや腕のしびれなどを起こしているなら、頸椎の異常で神経を刺激しているからかもしれません。
整形外科でCTやレントゲンで詳しくみてもらうのが一番です。
神経根とは、脊柱管の中を走ってる太い神経から枝分かれした細い神経のことで、脊椎の隙間から外にでているものですが、頸椎に負担がかかって骨に異常がおき、骨棘というとげをつくります。
そのとげが神経を圧迫して痛みやしびれをおこす原因となっています。
診断されてなくても、頸椎症神経根症になっている人は多いのだとか・・・。
自然に治るもの?
寝違えた時は、安静にしておけば症状が軽くなるので治ったのだろうと思います。
しかし、頸椎症神経根症は、放置しておくと手術しなければならない状態まで悪化することもあります。
一番こわいのが、自己判断でマッサージをうけることです。
また、首の矯正を受けて悪化することもあります。
初期の痛みは放置していても、突起物が刺激している神経が回復してくるのと、痛みに慣れてくるので症状が軽くなることがあります。
しかし、ただの寝違えと思って下手なことをすると悪化してしまうので、しっかり診断を受けてから治療を行うとよいですね。
頸椎の病気の特徴
ただの首の痛みだけが頸椎症神経根症なわけでなく、一番知っておきたいのが肩甲骨の内側が痛むことです。
これは寝違いではない特徴的な症状です。
30~50代に見られる症状です。
若い人は神経が丈夫なので、少々症状がでませんが、高齢者になると神経が劣化してくるので、神経に刺激がいきにくくなっています。
これからという年代に起きやすい痛みなのです。
頸椎の病気は悪化すると、腕全体のしびれ、物がつかみづらくなる、腕があがらなくなる、排尿困難、歩行困難と日常生活に支障がでるまでになるので、早く症状に気がついて適切な治療をうけましょう。
まとめ
朝起きた時に首が痛いと、寝違えと思ってしまいます。
枕があわないのかな?布団が薄いのかな?
姿勢が悪いのかな?といろいろ考えます。
寝方の改善をしても首が痛い時は、頸椎に異常があることが考えられます。
最近物を落とすようになった、腕がしびれるなども頸椎の異常が原因のことが考えられます。
異常を感じたら製k製外科でレントゲンやCTなど診断をうけましょう。
年代が若いとなかなか病院で治療がうけれらませんが(痛み止めとシップのみで終わる)、診断をうけたあとレントゲンなどの画像はスマホで写真に撮らせてもらいましょう。
その画像をもって信頼できる整骨院にいってください。
診断が分かれば整骨院で適切な治療を受けることができます。
スマホを寝るまで見てる人は結構首が痛くなりやすいので、スマホをつかうときは姿勢に注意しましょう。