大腸がん検診は何歳から?若いからって見逃すな

大腸検診

がん検診はなかなか受けない人がおおいです。
田舎ほど検診を受けたがらない人が多く、がんが発見されたときにはもう手遅れという状態も少なからずあります。
がんは早期発見早期治療といいますが・・・。

大腸がん検診はいつから?

日本人の食生活が変わってしまって、現在では男女とも大腸がんになる人が多くなっています。
大腸がん検診は、他のがん検診に比べて自宅で簡単にできます。
検便です。
検便容器に、排便したものをこすって便を採取し、提出するだけ。
国民保険に加入していたら、がん検診の案内がきます。
大腸がん検診は40歳以降からになります。

大腸がん検診の方法

大腸がん検診キットを使います。
中に液体が入っている、ふたに棒がついている容器があります。
まず排便しなければいけませんが、たまっている水にぼちゃんと入ってしまったら採取できません。
便器の中に広げる紙がはいっているので、まずは紙を便器内にひろげておきましょう。
排便をして、流さないで容器のふたを回してはずします。
蓋に棒がついていて、棒の先から数ミリはぎざぎざがついています。
そのぎざぎざに便をつけるようにこすりつけます。
便の一か所をとるより、全体をこすりつけるのがコツのようです。
棒のぎざぎざに均一に便が入っていることを確認して、蓋を回さずしめます。
これをもう1日します。
検便は2回おこないます。
また、1日に2回排便したからといって、2回していいかといえばそうでもなく。
必ず日をまたいで検便しましょう。
検便の容器は冷暗所に保管しましょう。

便秘は大敵

女性は便秘がおおいですが、便秘は大敵です。
腸の動きが悪いだけでなく、ポリープやがんができていて内容物が通れなくなっている可能性もあります。
いきなり出なくなったときは要注意です。
また、長居便秘は本当に危険です。
長く直腸内に便がたまることによって、水分がとられてかちかちになり、腸の中をふさいでしまいます。
それが(腸閉そく)原因でなくなった方もいらっしゃいます。
また便秘の原因のひとつに、結腸が人より長い場合もあります。
大腸バリウム検査でわかりますが、なかなかそこまでして確認する医師もいません。
便秘がひどい、便秘したときにはげしくお腹がいたくなる。
お腹が痛いが便がでないのがなんどもある。
そんな場合は一度病院で検査をうけるべきですし、医師に訴えるべきです。
結腸が長いことで、腸が動くとともにねじれてしまい、はげしい腹痛をおこすことが頻繁にあります。
そうなったら手術で切り取ります。
便秘はとてもあぶないのです。

若いからといって

がんって年寄りがなるものでもないのです。
イメージ的には、免疫力がよわまわった年代でがんが発見されるという感じです。
しかし、若いからと放置した結果、実は初期のがんが発生していて、見逃されて気がついた時にはもう手遅れだった。ということも多々あります。
若いと何がこわいかというと、細胞分裂が年寄りより早いし短い期間で行われるので、がんの進行が早いことです。
なので、早期発見早期治療が大切なのです。
逆に超高齢でがんが発見されたら?
ほぼ放置です。
末期だったたとしてそれ以上広がるというより寿命の方が先にきてしまう感じなのです。
なので、若い人の方が簡単ながん検診なら毎年でもやってほしいです。
でないと発見したときには取り返しのつかないことになってます。

30代でがん宣告

わたしは34歳でがん宣告されました。
すでに手術で大腸がんを取り除いた後の結果だったのですが、「悪性=がんということです」と医者からはっきりいわれました。
術後の痛みや苦しみで、「がん」と言われても納得しかなかったのですが、大きなポリープを見て絶望感を味わいました。
下の子が1歳のときに手術をしました。
もう目の前が真っ暗でした。
その後、手術だけで回復したものの、気分は落ち込みうつ状態になりました。
なまじ早期だといろいろ考えてしまって不安障害になってしまいました。
がんだったとしても早期で手術でとったので、抗がん剤はいらなかったし、結果オーライだったのですがね。
でも、小さな子を置いて入院生活はきつかったです。(周りが)
いまは再発も転移もなく、ポリープの出現もなく、暮らしていけますが、大腸がん検診は毎年受けてます。

大腸検診

まとめ

大腸がん検診は40歳から市から案内がきます。
しかし、希望すれば有料ですが大腸がん検診はうけることができます。
検便なので、キットさえ手に入れられれば自宅でできます。
なんの難しいことはありません。
それで大腸がんでくるしむことがなくなるのだから、わるいものではないと思います。
検便で異常がでると大腸内視鏡検査をうける事になりますが、それは個人差がありますが結構いたいです。
前処理がありますから、一日がかりになります。
若いからといって放置しとかず、がん検診をうけないでいるのは危険です。
特に大腸がんは初期症状がわからないことがあります。
検便はとても簡単なので、便秘気味の人や便の色や形がおかしいと思う人は、自主的に検診をすることをおすすめします。
ポリープでも、手術で取りとりのぞくことになったらおおごとです。