腰や首が痛くてたまらない。
消炎鎮痛剤をもらって飲んでも効かない。
痛みの原因は、骨が変形していたりヘルニアができて神経を刺激している。
こんなときはブロック注射を勧められます。
ブロック注射とは
ブロック注射は、痛みの原因の部分に直接麻酔薬を注射します。
一時的な痛みの緩和というイメージがありますが、ブロック注射を打つことで痛みの負の連鎖を止めることができます。
毎日打てるわけではなく、1週間に1回が限度です。
痛いイメージがありますが、場所と個人の痛みの感じ方にもよるようです。
ブロック注射を打つ目安
痛いからすぐブロック注射を打つわけではなく、ある基準があるようです。
- 飲み薬が効かない
- いますぐ痛みを取りたい
- 電気治療やマッサージでよくならない
- 手術後の痛みの緩和
痛み止めを飲むよりかは、直接麻酔薬を入れるので即効性があります。
ブロック注射のデメリット
直接麻酔薬を注射するので、飲み薬のように副作用があります。
痛みを伴う
ブロック注射を打つのに場所によってはレントゲン透視しながら打たないといけない
打った後、しばらく安静が必要
注射自体はすぐに終わりますが、それまでの準備がかかります。
病院にいってすぐできるのかといえば、その病院の混み具合にもよると思います。
事前に連絡して聞いてみるのがいいですね。
ブロック注射にかかる料金
ブロック注射は保険が適応になります。
3割負担で、2000円からになると思いますが、場所によってレントゲン透視がいるようになると、その料金が加算されます。
場所によって料金が違ってきます。
初めてその病院にかかったときは初診料がかかります。
料金が気になるときはあらかじめ病院に確認をしてみてもいいですが、場所によって、そのときの状況で処置が違うと料金も変わります。
提示された料金よりも大目に用意をしておく方が安心です。
まとめ
痛みが強いときは飲み薬では効かないときがあります。
日常生活に支障のでる痛みは、ブロック注射でとってしまったほうがいいです。
痛むことにより、神経が過敏になり痛みが増長することもあります。
痛いと筋肉が硬直し血行が悪くなります。
痛みによる負の連鎖を止めるためにも、ブロック注射は有効です。
しかし、注射を深いところに打つので、発生率は低いですが感染症になったり、内出血、神経障害など合併症が起こる可能性があります。
腰椎の場合、あまりにも椎間板が狭くなっている場合はブロック注射が打てません。
そういう場合は手術になります。
痛みが酷いときは、ブロック注射を打つことを考えた方がいいですね。