腰やおしりが痛いのは仙骨が関係しているかも

腰やおしりが痛い。
腰痛かな?
ぎっくり腰かな?と思っていませんか?
一度整形外科で診てもらった方がいいかも。

お尻の痛みは仙骨

お尻がいたいので、腰が原因かな?足が原因かな?と考えてしまいますが、レントゲンをとるとお尻にある関節に炎症が起きていることがあります。
仙骨と腸骨の間にある関節で、仙腸関節といいます。
腰椎の下にあるのが仙骨です。
仙骨の横に腸骨があります。
仙腸関節はあまり動かない関節です。
しかし、そこに炎症が起きると痛みが生じます。

仙腸関節が炎症すると

仙腸関節に炎症がおこると、お尻がいたいだけでなく、足を開くと医らみが起こります。
股関節がずれているのか?と思いますが、痛いところが前でなく後ろなので、仙腸関節が原因だということがわかります。
仙腸関節の炎症がひどくなると、坐骨神経痛になることもあります。
炎症なので、シップで冷やしたり消炎鎮痛剤を飲むのもいいですね。
整形外科にいくと、消炎鎮痛剤が入った湿布と消炎鎮痛剤が処方されます。
軽いと消炎鎮痛剤でよくなります。
しかし、ひどいと薬ではなかなか症状が治まらないので、手術が提案されます。
仙腸関節はあまり動きませんが、それがずれているから痛みが生じます。
なので関節を固めてしまうことで傷まないようにするという手術です。
これにより、劇的に変わるのかというと人によって効果じゃ違うと思います。
また、ブロック注射をすることで痛みを抑えることもできます。

腰痛にならないために

腰がいたいと中腰になれないので、重いものを運ぶ仕事の人はつらいです。
腰痛にならないために、腰回りの筋肉を定期的にほぐすことが必要です。
マッサージもいいですが、ストレッチをすることで腰回りの筋肉をほぐす方法もあります。
腰回りの筋肉が硬いと、それを支える骨がズレてしまいますので、腰痛の原因となります。
腰痛がひどいと腰骨が変形してしまいます。
腰骨が変形すると、ヘルニアができて神経にあたってしまいます。
こうなると神経痛になるので、そうなるとブロック注射しかなくなります。
また、神経にあたらないように手術で削ったりなど処置が必要になります。
そうならないように普段から腰痛には気をつけましょう。

まとめ

おしりが痛いときは仙骨を疑ってください。
痛みがあるというのは、異常があるということなので、病院で診てもらうのが一番です。
レントゲンをとって、骨に異常がないか確認をし、整形外科や鍼灸院に言って治療をすると適切な治療が行えます。
腰が痛いからと、いきなり整骨院や鍼灸院にいくよりは、いったん整形外科に行ってレントゲンをとって診断を受けてから行く方が、適切な治療が行えます。
これは、病院でないとレントゲンがとれませんし医者でないと診断名をつけることができません。
整形外科だけでは満足のいく治療がされませんので、うまく病院と整骨院鍼灸院を活用しましょう。