一軒家を安く借りるには 不動産を通さない方法

結婚をして、自分の家を建てるお金はないから住む家を借りたい。
しかし、子供が生まれたらアパートだと近所迷惑になる。
なるべく一軒家がいい。
一軒家が多い田舎なら、こういう方法で安く一軒家を借りることができました。(体験談)

田舎は空き家が多い

田舎といっても、都会の人のイメージでは田んぼがずっと続いている光景がうかぶのでしょうが、実際の田舎は大きな道路があって、すき家や吉野家やココスなどのファミレスがならんだり、ヤマダ電機やコジマ電機など大きな店舗があります。
しまむらや西松屋があるのも特徴ですね。
しかし、人口は減る一方で年よりは施設に入るので、家が余っています。
ひどいところでは、家に植物が生えていていまにも崩れそうな建物があります。
それは何十年も放置された家ですが、いままで住んでいた人が施設に入ったばかりで処分に困っている、住んでいた年よりが亡くなり住む人がいなくなったなどの理由で、ある程度古いのを我慢すれば住める家がたくさんあります。
なかなかこれから入居する人はすくなく、綺麗なアパートやマンションを選ぶことが多いです。
しかし、家賃を安くしようとおもったら、アパートやマンションの家賃はかなり高いです。
多少古くても我慢できるのなら、空き家を利用しましょう。

不動産は通さない

家賃を安くする一番の方法は、不動産を通さないことです。
不動産をとおすと、敷金礼金をとれらます。
家賃も実際に持ち主に支払われる金額より多く借りる側が払います。
不動産を通さないで、持ち主と交渉します。
どうすればいいのかというと、情報収集です。
その地区の自治会長さんなら、どこが空き家で誰が管理しているという情報を知っています。
田舎はプライバシーがほとんどないですから、個人情報もすぐにわかります。
また、市のほうも空き家対策が問題になっていて、入居してくれる人を探しています。
市のHPをみたり、直接市役所に行って聞いてみてもいいでしょう。

直接借りるときの条件

不動産を通さないと契約とか借りていてトラブルになったときに不安がでますが、契約書を作って先にどんな条件で借りるかを持ち主と交渉します。
安くすまそうと思うのなら、家の管理をすべて借りる側で行う、つまり庭があったら庭の草抜きや剪定は借りた方で手配し支払いも行うということです。
また、修理が必要な個所がでたら、借りた側で修理をし支払いも行う。
こういう条件だと家賃は少なく済みます。
普通なら、家の状態を維持するのは持ち主の方なので、修理が必要なときは持ち主に相談して修理してもらいます。
その分かかったお金は家賃でとっているという計算になります。
借りる側で修理をするなら、余分に家賃をとらなくてよいのです。
しかし、そのかわり借りる側も安く修理してくれる業者をしっておかなければ損をします。
契約書は、自分で作ることもできますが。不安な場合は行政書士に頼むと安心します。
家賃の支払いも期日やどこの口座に支払うか、また送れる場合は連絡をいれるなどきちんとする必要があります。
直接交渉して借りるのですから、持ち主と信頼関係を築けなければいけません。
お中元やお歳暮も持ち主に送りましょう。
また、家を貸したことがある(特に不動産経由で)持ち主さんの空き家は避けましょう。
固定資産税がまかなえればいいと思っている、いままで家を貸したことがない持ち主さんだと、家賃を安くしてくれます。

一軒家のデメリット

空き家の一軒家は、あまりメリットがないのでデメリットを紹介します。
庭に木が多いので、剪定しないといけない。
これは業者に頼むと結構するので、安く済ませたい場合はシルバーセンターに頼むとか、個人でやってくれるところを探しましょう。
スズメバチが巣をつくることがあります。
これは人通りが多いところでも、スズメバチが巣を作ります。
古い一軒家ほどスズメバチが好むそうなので、入居する前によく確認しましょう。
キッチンが土間の場合がある。
昭和時代に建てられた古い家は、キッチンが土間の場合があります。
普通の部屋との段差があり、小さい子供がいると危険です。
土間だと、キッチンからリビングまでに距離があり、鍋などは危険ですね。
部屋が多くて押入れが少ない。
一軒家でも平屋は部屋数が多くてどうつかっていいかわからなくなります。
一部屋子供のおもちゃ部屋ってこともできます。
部屋を放置していると、虫がついたりねずみがでたり、いろいろ大変です。
壁が土。
最近の家のように、壁紙ではなく土壁です。
掃除をこまめにしないと、ぼろぼろおちてきます。
畳がやぶれると買うところがない。
現在の畳の大きさと違うので、買うと高くつきます。
畳の上に敷けるカーペットを買うといいですね。
トイレがボットン便所。
経験はないですが、まだまだ下水道がとおっていないところもあります。
たいていは浄化槽ですが、ボットン便所のところも多くあります。
ボットンでなくても簡易便所で、汲み取り式だと吸い取ってもらわないといけません。
そういう下水管理をしっておかないといけません。

まとめ

アパートやマンションとは違い、一軒家はいろいろと修繕費がかかります。
人が住まないとどんどん痛んでくるので、空き家に人を済ませたいと持ち主は思っています。
特別な事情がない限り、高確率で直接交渉で借りることができます。
しかし、こちらも信頼してもらえる行動をしないといけません。
借りたら借りっぱなしということはいけません。
持ち主と連絡をとりあって、信頼関係を良い方向に維持していけば、トラブルを避けることができます。
子供が生まれたなど、何かあったら報告しましょう。
また、子供が生まれたあと落ち着いた時期に連れていくと大変喜ばれます。
わたしのときは持ち主さんの奥さんが子供を見に来てくれました。
抱っこもしてもらってとても喜んでいました。
わたしたちのおじいちゃんおばあちゃんと同じくらいの年の方なので、ひ孫のような感覚だったのかなと思います。