免疫力は大切です。
体の外部から菌やウイルスが侵入したときに、免疫細胞が侵入者をやっつけてくれます。
そうした体の中の免疫システムのおかげで、病気にならなくて済んでいます。
また症状がでても軽症ですんでいることがあります。
免疫細胞とは
免疫細胞は、血液やリンパ液などに入っていて、外部から侵入してきた菌やウイルスなどをやっつけてくれる細胞です。
学校で習うの白血球ですね。
白血球は血液の一部で、さまざまな免疫細胞があります。
リンパにも免疫細胞があり、よく知られているのがNK細胞ですね。
NK細胞はナチュラルキラー細胞とよばれ、常に体の中をパトロールし、単独でウイルスに感染した細胞を攻撃します。
がん細胞は、毎日5000個も生まれてきて、このNK細胞がやっつけてくれるので、NK細胞がちゃんと機能していたらがんにはならないのです。
免疫力をあげるには
免疫力は、20代をピークに下がっていきます。
ストレスがあると免疫力はさがります。
栄養バランスのととのった食事、適度な睡眠(とりすぎても寝すぎてもいけません)、適度な運動を心がけましょう。
とはいっても、なかなか難しいのが現状です。
栄養を吸収する腸を丈夫にすると、免疫力は上がるといわれています。
ひどい下痢をすると、食事がとれてもすべて吸収されずにでていくため、かなり体力を消耗しますね。
便秘がひどいと、気分がわるくなります。
排便の状態から腸の状態をしることができます。
腸を丈夫にするには
腸内フローラというのをきいたことがありますか?
腸内には良い菌と悪い菌、そしてどっちでもないけどどっちかが多くなるとそちらの見方をする、日見より菌という3種類の菌がいます。
悪い菌はコレステロールなどが好きなので、肉系の食事ばかりしていると増えてきます。
ブドウ球菌などです。
良い菌の代表といえば、乳酸菌です。
乳酸菌といえば乳酸飲料ですね。
ヨーグルトにふくまれていますね。
乳酸菌を食すと、腸の中の乳酸菌も増え、良い菌が増えます。
乳酸菌の良いところは、乳酸を出して悪い菌をやっつけてくれます。
ただ、乳酸菌は口からとると胃酸や胆汁でやられてしまって、死んで腸に届いてしまいます。
しかし、腸にいる生きた乳酸菌が死んだ乳酸菌を食べるので、口から入れた乳酸菌が死んでもいいという人もいます。
けど、生きたまま届く方がいいですね。
まとめ
免疫細胞は、血液とリンパにいて病気にならないように守ってくれています。
その免疫細胞が病原菌に負けないようにしたいですね。
免疫細胞の力が強すぎると、正常な細胞まで攻撃してしまいます。
アレルギー症状ですね。
免疫細胞が正常に働くことで体の中が正常に保たれます。
がんの治療にも免疫療法がとりいれられています。
普段から免疫力をつけて、病気にならないようにしましょう。