DVとはドメスティックバイオレンスの略です。
肉体的、精神的、経済的にパートナーに対して行う行為です。
結婚して、一緒になって初めて相手がDVをするようになった、それまでわからなかった。
という人が多いのですが、DVをする人はどんな行動をするのでしょうか。
目次
DVの種類
DVには肉体的、精神的、経済的があります。
・肉体的DV
殴ったりたたいたり、パートナーの体を傷つけることです。
体にあざや傷跡があることが多いですので、第三者が気がつくことがあります。
もし、あざや傷跡が増えてきたと感じたら、本人に事情を聞いてみましょう。
・精神的DV
肉体に傷をつけないが、暴言を吐いたりののしったりして精神的に傷つけることです。
モラハラも含まれます。
なんだか元気がない、うつ状態を感じたら本人に事情を聞いてみましょう。
・経済的DV
生活費を渡さない、お金関係のDVですね。
勝手に借金を作って、パートナーに働かせて変えさせるというのもDVです。
DVを受けている側は、これがDVだと気がつかない場合があります。
まわりが気がついて相談にのるとか、DV相談所に連れていくなどしてあげられたら救われます。
DVをする人の特徴
暴力をふるう人は、罪の意識がありません。
このくらい、あれは暴力ではないと、自分のしたことを否定します。
勝手に自分で解釈して自分を正当化したり、事実を否定してきます。
なので、暴力のDVを受けている場合は、あざや傷跡を映像で記録に残しておきましょう。
また、暴力の内容は日記をつけても証拠になります。
いつ何時にどういうことをされたと日記をつけましょう。
とにかく証拠をのこしましょう。
暴力のDVにもありますが、自分がしたことの責任転換をします。
暴力を振るったのに、あいつがそうさせてるんだ、あいつのためにやったことなんだと。
自分がやったんじゃないと主張します。
付き合う前はすごく優しい。
そして嫉妬深いというもの特徴です。
結婚を急がせて、まわりが反対してもそれを押し切って結婚をせまります。
結婚をしたら、すぐに態度が豹変します。
こういう人はなかなか見破れないですね。
結婚を決めたときに、相手の友人にどんな人なのか聞いてみるのが一番ですね。
あなたの前に誰かと付き合っている過去があったら、なぜわかれたのかを聞けるとどういう人物なのかわかります。
もしかしたらDVが原因だったのかも・・・。
なかなか見抜けないのが、外面がいい人。
普段はとてもおとなしくていい職についていて、みんなからうらやましがられる。
そんな人がDVしているっていっても信じてもらえない。
こうなると、自分たちのことをしらない第三者に入ってもらうしかありません。
誰しも表の顔と裏の顔がありますが、極端な例ですね。
DV被害者の特徴
逆にDV被害者の特徴といったらどんなのなのでしょうか。
勝手に思っているのが、人を以上に信じる人。
誰からか頼りにされたい、人から必要とされたいと人の愛に飢えている人。
もしパートナーからDVをうけてボロボロになっても、「おまえがいなきゃだめなんだ」って言われたら離れられないのです。
周りから「それはDVだ」と言われても、パートナーを信じてますから「そんなことはない」と否定します。
DV被害者の人は、子供のころ親から暴力や暴言などなかったでしょうか?
また虐待までいかなくても、親から必要とされていないなと感じたことはなかったでしょうか?
虐待を受けたことがある人は、また虐待を受ける可能性が高いです。
まるで負の連鎖のようです。
それを断ち切るためには、自分を客観的にみていく必要があります。
また、いまDVに会われているのなら、逃げる選択をしましょう。
相手が「おまえがいないとだめなんだ」と泣いてきても、心を鬼にしていままでされてきたことを思い出してください。
もどってはだめです。
まとめ
DVする人って、周りが気づかないと被害者本人は隠し通すことが多いです。
夫婦間でも恋人間でも、あざや怪我ができる傷がのこる、また精神的にダメージをうけるといった行為を受けたら、それは刑事事件です。
痴話げんかでおわってはいけません。
DVは治りません。
洗脳に近いものです。
自分がDV被害にあってると気がついたなら、実家に逃げる友達のところに逃げる、公共施設に逃げるなど、とにかくDV加害者から離れてください。
いっしょにいるとどんどん洗脳されて、離れられなくなりますよ。