毎年受けている健康診断。
その中に人間ドックを受けているという人もいますよね。
病気になったときにも精密検査をうけます。
しかし、刺青やタトゥーをしていると精密検査であるMRIが受けられないという話があります。
それは本当なのでしょうか?
目次
刺青には酸化鉄が使用されていた
現在は違いますが、一昔前は刺青は酸化鉄を使用していました。
なので、MRIをすると磁気が酸化鉄と反応し、やけどをしていました。
いまでも金属類を身につけたままMRIを受けることはできませんよね。
現在では酸化鉄は使用していませんし、体に安全な塗料を用いているとのことです。
しかし、刺青やタトゥーを入れている人は、自己責任でMRIをおこなうようになっています。
絶対大丈夫とはいえないからです。
刺青やタトゥーの人は肝炎になる可能性が高い?
刺青やタトゥーは体の皮膚を傷つけて染料を埋め込みます。
なので、感染症にかかりやすいともいえます。
染料によっては、体の具合も悪くなります。
いまでは染料は人体に影響ないといわれていますが、皮膚の中に染料がとどまっているのですから、徐々に染料が体にまわることになります。
その影響からか、刺青をしている人は肝炎になりやすいといわれています。
実際はそんなことはないそうですが、健康にはなんらかの影響があるのかもしれません。
それでも刺青やタトゥーをしたい?
芸能人やスポーツ選手がタトゥーをしているので、ついついタトゥーをしてみたいと思ってしまいますね。
しかし、よく考えてください。
タトゥーは入れてしまったら簡単に消すことはできません。
それこそ一生ついてまわるものです。
彼女の名前を刻む、おそろいの模様を刻む、かっこいい・かわいいデザインの模様を刻む、それらを一生体に刻んだまま生活ができますか?
タトゥーをしていることでできないことがあります。
それは赤ちゃんが生まれてから子供が成長するにつれて感じます。
また、夏場になって肌が見える季節になったら、ファッションにも気をつかいます。
気をつかわない服装でも、まわりの視線はつめたいものです。
それでもいいのか、しっかり考えてからタトゥーを刻んでほしいと思います。
刺青やタトゥーを入れるのに必要な資格
刺青やタトゥーを入れる、彫師と呼ばれる人がいます。
日本の法律上では、皮膚に塗料を刻むような行為は、医師免許をもった人でしか行えないようになっています。
彫師は医師免許をたいていとっていません。
医師法違反で捕まった彫師もいます。
彫師には明確な資格がありません。
安全管理など統一されていないことがあります。
なので、本当に刺青やタトゥーを掘りたいなら、経験年数のある彫師にたのんだ方がぶなんです。
医師免許がいるからといって、病院にいって「タトゥーいれてください」なんていわないでくださいね。
ちなみに、まゆげに消えないまゆげをつくるのも医師免許がいります。
まゆ毛の映えている皮膚染料をいれるからです。
普通のエステティシャンが行って、医師法違反で捕まった人がいます。
アートメイクと呼ばれていますが、それをしたい場合はちゃんと医師免許をもっているか確認したほうがいいでしょう。(まぁいないでしょうが)
まとめ
タトゥーをいれるのはオシャレにみえますが、入れる彫師に医師免許が必要だったり、まだまだ日本では刺青=暴力団という見方が強いので、タトゥーがはいていると嫌顔をされることがおおいですし、入店拒否をされる店もあります。
いろいろ考えたうえでいれることをおすすめします。
医学的根拠はないですが、病気のもとともいわれていますし検査ができなかったりします。
(検査はできますが、自己責任になります)
それを考えると安易にいれていいものか考えてほしいですね。